近大文能ゼミとコラボ商品つくったよ！【前編】

昨年4月頃から、ものづくりのワザを魅せる場”みせるばやお” ✕ 近畿大学経営学部の文能ゼミによる『近畿大学連携プロジェクト2019』に木村石鹸も参画していました。

このプロジェクトでは、①コラボワークショップの開催、②学生による会社PRムービーの製作、③コラボ商品の開発　の大きく3つの活動を行い、木村石鹸とのコラボ商品の開発には、5名の学生が携わってくれました。

左から、3回生（2019年当時）の藤原さん、阪本さん、山口くん、村田くん、大川くん。5人とも個性豊かで面白くて、打ち合わせはいつも賑やかでした！笑

5人にとっては、全てが初めてだらけの商品開発。その奮闘ぶりを2編にわたってお伝えします！

さて、どんな商品つくる？

よし！ほんなら早速商品つくろー！！となったものの、石けんの会社でつくりたい商品ってなんやろう…商品づくり自体初めてやしなあ…ということで、まずは、洗剤・洗浄剤系で、”自分たちが欲しい・つくりたい”という商品を考えてもらいました。世の中には既にいろんな洗剤があるけど、学生の斬新なアイデアでどんな新しい商品が生まれるのかワクワク。

みんなが普段から身につけているアレを綺麗に

様々な商品アイデアの中で出てきたのが、メンバーみんなが普段から身につけている指輪やネックレス等のアクセサリーについて。

”アクセサリーってさ、磨いたり洗ったりしてる？”

”あんまりしてないよなあ、というか綺麗にする習慣がない、、、”

”変色とかを蘇らせる洗浄剤はあるけど、日常の小さな汚れを落とすようなものがあるといいなあ”

”同世代が気軽に買える価格帯で、インテリアとして置いてもお洒落なパッケージが良い！”

そんなこんなで、5人が欲しい、学生ならではの視点からコンセプトを立てた『アクセサリークリーナー』をつくることになりました。

みんなしっかり意見を持って議論する様子を見て、私が学生の頃はこんなにしっかりしていなかったので、すごいなあ…とひたすら尊敬…

容器屋さんに初訪問！

洗浄剤の中身の開発は開発部の方々にお任せしたところで、中身を詰める容器を探しに、武内容器株式会社様 大阪本社へみんなで訪問しに行きました。

いろんな容器がズラーッと並んでいて、圧巻です…！
もちろん初めての訪問なので、最初はみんな少し緊張している様子でしたが、ご担当の柳原さんから容器についてのご説明やアドバイスをとても丁寧に頂いたので、徐々に緊張もほぐれていきました。

実際の利用シーンを想像しながら、容器の形状や大きさ等を絞っていき、商品カタログやショーケースを見ながら、理想の容器を探していきます。

いろんな容器があって、みんな興味津々です。

”これ可愛い！”

”黒かっこよない！？”

と、楽しそうな声が聞こえてきて、輪の中にちょっと混じりたくなりました…学生いいな…

数ある容器の中から何種類かに絞ってサンプルを頂き、中身を詰めて実際に使用感を試してみて、使用する容器が確定～！
パッケージのデザインも自分たちで考え作成して、その他の資材も無事に揃え終えました。

レッツ充填&梱包！

資材も中身も全て揃って準備万端になったので、いざ！充填&梱包作業に。商品開発から完成まで全て自分たちの手で行います。

充填の方法だけ伝えて、後は誰がどの部分を担当して、どうすれば作業効率が上げられるか等は、5人に考えてもらいながら進めてもらいました。

容器にラベルシールを手貼りします。気泡が入らないようにそーっと…

充填も手作業です。液体がこぼれないように慎重に…！

丁寧に段ボールに詰めていって…完成！！初めての作業でも5人で協力し合うことで、スムーズに終えることができました。

後編では、いよいよ完成した商品の公開をします！発売日等もお知らせしますので、ぜひぜひお楽しみに～！！