見出し画像

その意志は、本当に自分の意志ですか?

おはようございます🤗
今朝は5時半に目覚めました。
かなり早く起きたので散歩でもしようと思ったのですが、あまりに外が暗くてやめました😅
ここ2週間はずっと私が主人を起こし、以前と逆転しました笑
昨日はまたヨガを再開したのですが、久々にやるといろんなところが固くなってしまっていることに気がつきます。
これは身体だけでなく脳も一緒ですよね。
身体も脳も使ってないとどんどん固くなってしまって、以前できていたことさえもできなくなってしまったりします。
そうならないように、心身ともにいつも柔軟でいたいですね🙂

さて、今朝のメモ書きのテーマは「10年後の自分に手紙を書くとしたら何を伝えたいか?」というテーマでした。
年始に1、3、5、10、15、20、25、30年後の自分がどうなっているか、どうなりたいかを書いていたので、それに沿ってメモ書きをしました。

そんなわけで、今日は「なりたい自分とメタ無意識の関係性」について深ぼっていきたいと思います。
それではさっそくいってみましょう!!

ーーー

●「顕在意識」と「滞在意識」

未来のビジョンを描くということが、こんなにも大切なんだと昨年UNCOMMONを通じて気づきました。
「物事がうまくいかない」時には2つの要素が関係しています。

・本当の自分で生きていないこと
・外部の状況に合わせて柔軟に自分の感情やふるまいを変えることができない

この2つの要素が足枷になっています。
では、「本当の自分で生きていないってなに?」ってことですよね。

人間の脳には知覚できる領域の「顕在意識」と知覚できない領域の「滞在意識」があります。

顕在意識」は表面的な意識であり、理性で考える時に使われる意識で容易に知覚できます
それとは逆に「滞在意識」は認知し得ない意識のことであり容易に知覚できずボーッとしている時に活性化します。

「滞在意識」と「無意識」は同じものだと認識されがちですが、決して同じではありません。
無意識にはその先があります。
無意識の先にあるもの、それが「メタ無意識」です。

「メタ無意識」とは無意識の癖のようなものであり、根本的な考え方のベースとなりうる意識のことです。
「メタ無意識」は意識がないだけにコントロールが容易ではありません。
しかし、自分の行動から逆算して、自分の無意識の癖を知り、その癖を正すことはできます。

ようは、物事がうまくいかないと思っている鍵は、「メタ無意識」の領域であるということです。

「メタ無意識」は無意識よりもさらに深い意識なので自分が知覚できていない状態で勝手に取り入れられ、習慣化されていたり、物事の考え方が形成されていたりします。
言い換えれば「思考バイアス」と一緒だと私は思っています。

知覚できない意識だとしたら、本当の自分が願っていない無意識の癖から行動や思考を起こしている可能性があるということになります。

器を「メタ無意識」に置き換えます。
水を普通のグラスに注いだら、グラスに入った水だと脳は認識します。
しかし、丸い陶器に水を入れたらそれを器に入った水だと認識するでしょうか?

ようは中身は同じでも器=メタ無意識が違えば見え方は変わるということです。

「滞在意識」は外部の情報や刺激を「五感」で感じ取り、その「五感」を通して無意識に脳にすり込まれます。
しかし、その五感も脳はエネルギー消費を嫌うので、自分に合った情報を勝手に取捨選択す濾過フィルターを作っています。
その濾過フィルターを通り抜けた情報だけを認識して、吟味し判断して、「滞在意識」や「顕在意識」で自分の「意志」を作り出しているということです。

人は様々な判断基準により「無意識」に日常の些細なことを決定しています。
この「無意識」の判断基準が「メタ無意識」です。

「できないかもしれない」と無意識に思い込んだことにより、そのような行動と結果を生み出しているということです。

じゃあ「できないかもしれない」と思わなければ解決するじゃないか!と思うと思います。
でもそもそも「できないかもしれない」という感情は無意識に思っていることなので、自分ではどうしようもできません。
だからそのまま「できない」というレールに乗っかってしまうのです。


●意識を変える

しかし、変える方法があります。
上記でも書きましたが

自分の行動から逆算して、自分の無意識の癖を知り、その癖を正す

これをすることにより、自分のバイアスを取り払うことができます。

「できないかもしれない」という無意識の感情に対し、ほとんどの人がそれを当然のことのように受け入れ、不安をそのままにして「でも頑張ろう!」とか「でも、やってみよう!」とか挑戦しているのだと思います。

けれどこれでは何も解決していませんよね。
では何をしなければいけないのか?

「できないかもしれない」と「なぜ思った」かを考える

これだけです。
できないかもしれないと無意識に感じた先には、過去の失敗のトラウマだったり、経済的不安があったり、色々なものが隠れています。
けれどそれを深ぼろうとしないから「できないかもしれない」という気持ちが残った状態でスタートすることになります。

自信とは「自分がやりたいこと」を「自分で決めて」「達成」してはじめて感じます。
反対に、周囲から勧められたことを、自分の意志でなく何となくいいなぁと思って選択して何かを成し遂げたとしても自信に繋がりません。

何が言いたいかというと、無意識で決めたことは知覚することが難しいので今起きている現象が本当に自分が決めて、自分の意志で行動に移しているのかをきちんと考える必要があるということです。

自信は、自ら行動を起こし目的を達成し「自分はできる」という「自己有能感」という感覚と、物事を自分で決めたいという「自己決定感」という感覚が合わさることにより感じる感情です。

今思っている感情は、本当に自ら思っている感情ですか?
今やっていることは、本当に自らやりたいと思って行っていますか?

自分が思っている以上に思考バイアスはかかっているし、無意識に行動に移しているということを知ってもらえたらと思います。

ーーー

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🤗
毎日のように書いていますが梯谷幸司さんの著書「すごい無意識」と「無意識を鍛える」から学んだことばかりです。
何度も読んで自分にようやく落とし込むことができ、最近自分に取り入れています。

脳は自分が思っているよりも繊細で自分が気がついていない秘められら感情だったりトラウマだったり、誰にもいっていない本当の気持ちがあるものです。
それを知ることにより、本当の自分が何をしたいのかが見えてくる気がします。

それでは今日もみなさまが健康でステキな1日を送れますように✨
いってらっしゃい!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?