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環境が習慣を作る

人間は習慣で生きています。

習慣は環境で作られる部分がとても多いのではないでしょうか。

人間は、弱く怠ける動物です、目の前の誘惑に負けてしまうのです。

極たまに鉄の意志力を持った人たちがいます。イチローさんや中田英寿さん、本田圭佑さん。他を寄せ付けない圧倒的なオーラで前人未到な領域を歩む人たちです。

意志力が大事!だと言う本やメディアが多く存在します。賛成です。意志力がゴールへの推進力になります。

ただ、僕は意志力を継続する努力だけでは継続しません。なぜなら、自分の弱さを知っているからです。

だけど、成し遂げたいことはたくさんある。でも目の前の(一見)楽なことに流されてしまう。そんなことの繰り返しなわけです。ほとんどの人たちがそうかもしれません。

ではどうしたらいいのか。

アプローチは2つです。

1つ目は、徹底的に抽象度の高いゴールを掲げ、無意識の自動操縦に任せる

2つ目は、物理環境を圧倒的にゴールに向けて最適化してしまう

大きく括るとこの2つかなと思ってます。

1つ目の話は、Vponのオープン社内報 (https://note.com/shinohara_note/m/m4d9875c4c538)
などでも書かせてもらってますので是非覗いてみてください。

2つ目は今回の本題です。

  • リビングを図書室にする

  • リビングにテレビを置かない

  • 手軽にワークアウトができるように部屋のレイアウトを変える

  • 目に付く所にお菓子類を置かない

  • スマホのアプリを断捨離する

  • スマホやPCの通知機能をオフにする

一例ですがざっと上げてもこれまで試して効果があるなと思うものは数しれません。

僕の好きな心理学者、ケリーマグゴニガルさんはインナーコンフリクトは誰にでもあると言います。

  • 語学に時間を使いたいけど好きなアーティストのライブ映像を見たい

  • 節約したいけどチョコレートケーキも食べたい

  • 勉強したいけどゲームもやりたい

どんなコンフリクトも人間にとって当たり前の衝動です。そしてその欲求の衝突は、長期 VS 短期の欲求の対決となり、脳の快楽物質はリアリティの強い短期的な欲求を選択します。

これが誘惑に負け、本当は”長期的”にはやりたいに違いないことを後回しにしてしまう仕組みです。専門家じゃないですがこれまで僕が心理学・脳科学を学んできての解釈です。

ということは、リアリティを強化すれば良いわけですが、これは結局上記2つのアプローチに帰着します。

長期的な欲求(ゴールややりたいこと)のリアリティ度を上げれば、脳は喜んで様々な選択肢からそれらをチョイスしてくれるでしょう。

長期的なゴール達成へのリアリティを上げる方法は、社内報などでも書いていますのでそちらをご覧ください。

欲求の衝突に勝利するための最強の方法がここでお伝えした習慣力を加速するための環境構築です。短期的な欲求にはなかなか勝てないのですから、最初から選択肢に入らない工夫をしてしまえば良いのです。

しかし、人間は現状維持からなかなか抜け出せません。例えば今までテレビ中心の生活をしていた人がテレビ無しの生活に移行することは簡単ではありません。

ただ、強烈に自身のゴールをイメージし、10年、20年後の自分を想像した時に、今の生活スタイルで良いのかどうか自問自答してみれば、変えるべきなのは言うまでもありません。

自己宣言やセルフイメージで、成功した自分を徹底的にイメージすることが大事であることはコーチングや自己啓発系の先生方、今では量子論などの物理学側面からもそう言えるくらい身近になってきました。

それと合わせてやった方がいいのは、現状維持の生活で10年、20年立った時の自分をイメージしてみるのです。その時、あれ、やばいなと思えた人は恐らく近いうちに生活環境を変えるアクションを起こせる人です。

間違いなく、環境設定が習慣のカギであり、誰にでも可能な習慣力形成に役立つヒントだと信じています。

僕なりに試して効果のある習慣術を今後少しずつ書いていこうと思います。

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