ロシア人だいすきのチェブレキをつくった
ロシア料理っつっても、多くはソ連時代のほかの国の料理です。
ボルシチ(ウクライナ)やら、プロフ(ウズベキスタン、カザフスタンの人参と肉の炊き込みご飯)やらシャシュリーク(カフカス系焼肉)やらペリメニ(シベリア餃子)やら。おいしいものは、周辺国から。
そして、肉+生地のものが多い。
違いってなんなん?って料理がいくつかある。
以下に特徴や主な違いを。
(家庭、料理人により違ってきます)
・ピロシキ(具入りパン)
生地:強力粉、ドライイースト、バタ、卵、塩、砂糖、水
暖かいところに置いて発酵させる。
具 :調理済みのもの。炒めたミンチやきのこ、ポテト、鶏肉、果物、好みによりなんでも。
調理法:オーブンで焼くか、揚げる
・ビリャシ
生地:薄力粉、砂糖、ドライイースト、サラダ油、塩、水
暖かいところに置いて発酵させる。
具 :生のひき肉と刻んだ玉ねぎ、塩コショウ
調理法:揚げる
特徴:生地の上に「窓」をつくる
・チェブレキ
生地:薄力粉、塩、水
冷蔵庫で休ませる。
具 :生のひき肉、刻んだ玉ねぎ、クミン、塩コショウ
調理法:揚げる
特徴:でっかい揚げ餃子みたい。イタリアのカルツォーネみたいなものか。
きょうはチェブレキをつくりました。
これら、ロシア人の夫が好きなものをつくると
「作る」と宣言した数日前からわくわく楽しみにして
ほんとにうれしそうにパクついてくれます。
日本にきた当時は周囲にたくさんいたロシア人たちも
皆帰国したり、主にアメリカに移住したり。
現在、家にひとり、ネット充実のおかげで
ロシアの番組やら動画やらブログやらSkypeでロシアの親族と話したりして
機嫌よく過ごしてくれてはいるものの
やっぱりひとり異国にいる身、よろこぶ料理をつくってあげたいもんね。
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