しのぶん家の年賀状ができるまで2016

消しゴムはんこによるゴリラ賀状ができるまでのツイートをまとめました。

消しゴムはんこでは「毛の表現どうするのか」という問題が昨年（未年）からあり、昨年は下絵で悩んでいる間に松が明けたため未年の賀状をつくることなく時がすぎ、そのままこのゴリラ年、ちがう、申年を迎えてしまいました。年末までデフォルメしたいろんなサルを複数版できゃっきゃうふふという構図が頭の中にあったのに、なにがどうなってこうなった。やはりわたしの中では今年はゴリラ年…（ちがう）。

第１回中間ゴリラ発表。彫るしかないのだ、そこに毛がある限り。角刀でサクサク彫ります。

当家最年少猫（生後８ヶ月）乱入。

角刀のコントロールできず線がボサボサなのが気に入らないのと、思いの外試し刷りまで早く彫れたので、変更加えてやり直すことにして２枚目。角刀を使うのはロングストロークだけにして、短い線はデザインナイフで彫ることに。

最年長猫（１９歳）がランチをご所望になったので。

短い線は一本一本デザインナイフで深く確実に彫ることにしたので、角刀でランダムに彫っていた一枚目とはちがって時間がかかる。

進み方が地味。

突然ですが、新年にみると縁起がよいとされる当家の昇り猫です。

猫と家族の食事の用意の間のゴリラ。

食事が足りなかった年長猫まんぷく先生。

だいたい彫れたので、これから試し刷り。

かわいい年賀状にできなくてごめんなさい。

「俺の背後に立つな」的眼光を発する新年のゴリラ。

せめて数字だけでもかわいくしてみようと努力しました。

印刷作業開始前に新年のおそ松さん視聴。

カード立てに立てて１０秒ほど目を離したすきに最年少猫に荒らされ歯型をつけられた無念のゴリラは書き損じハガキのチャリティー行き決定。ゴリラ版のインクはゴールデングリッツ、文字版は赤にしました。

そして刷り上がって投稿。

あけましておめでとうございます。
みなさまのご多幸とご健康を心より祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

使用したもの：
SEED かためほるナビBlack 
三木章刃物本舗 POWER GRIP
OLFA デザインナイフ
ツキネコ スタンプ台
日本郵便 年賀葉書 無地（普通紙）