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Don"t be pushed around by the fears in your mind. Be led by the dreams in your heart.
Roy Bennett

2020年3月24日

経営3年目、当時店にはスタッフ合わせ、関わる人数が30名を超える大所帯。店の良いところを生かし、なお良い店にする為に動いていました。その時にサロンの社会貢献として「アロハおくり」と言うプロジェクトを作りました。2019年終わり頃から、取り組んできた新しい店の方向性なども含め、考えたプロジェクトでした。ここには、私個人の思いを込めました。これを設定することにより、必ず良い経営にしたいと言う思いが熱くなったところで、、、


ハワイ州・ロックダウン

厳密に言うと州の決定より早く、3月19日に一時休業を決定。会社を経営する以上、キャッシュが尽きたらゲームオーバー。休業の意味するところは、、、でしたがそれより大切なのは人の命。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、健康は私個人にとって大切なキーワード。お客様にベストなサービスを提供するならば、ベースとなる私たちが健康である事。特に、スパ経営などとなると、健康管理は上位に入る大切な事。来月会おうねと、スタッフたちと話したのですが・・・


“Hoping for the best, prepared for the worst, and unsurprised by anything in between.”  ― Maya Angelou,

最高な状態を願う一方で、最悪の事態に備えよ。その間の何ものにも動揺する事なかれ。。。

あ〜もう、、逃げ出しマインドからさらに自分を追い込んだ

母ちゃんしながら、家計を支え、子供との時間が少なかったので初めは久々家族時間のサーフィンやら、こんな機会にとサロン内のペンキの補修やら楽しい待機期間。あー充実していたねとサロンに戻る予定が・・


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時代が変わった

何かがおかしい。。が、会社設立して間もない私には中々なプレッシャーでした。こんな時は、誰かのせいにしたくなる。。。でも、自分の心は知ってるんです。

「根性無しの言い訳を、コロナに押し付けても自分だけは本当の理由を知ってるよね。。」一時は、自宅を売却して夜逃げしてしまおうかとすら思ったのを引き留めたのはクラウドファンディングでした。打撃を受けた観光業、政府の支援を受けたとしても、資金力勝負の日々が始まりました。こうなると、余剰利益だとか内部留保だとか色々な言葉が出てくるものの、個人経営者にはすぐに待った無し。自力努力ができないなら、他力だと始めたクラウドファンディング。世界が大変な中、日本から観光地ハワイのために、約160名のお気持ちを頂戴し、総勢30名ほどのサロン家族は、200名弱のOHANA(ハワイ語で家族)の気持ちを援護射撃として戴いたのでした。


リアル店舗に何ができる?

サバイバル軍曹から生まれた姉妹キャラ

セラピストたちの手を通して、お客様へ提供しているサービスが当サロンの商品。オンライン上で何が出来る? リアルとオンライン双方での片っ端からの挑戦が始まりました。 私個人は、店の運営に指示はもちろん出すし、動くけれど、社員に任せることを増やし、自分自身でも提供できることを始めようと決意したんです。


手持ちのカードを見てみる、今すぐ出来る事って何だろう? 人生激変前にやっていたことを思い出した。あ!! 「片付け」 幸運にもすぐにクライアント様と出会う事が出来ました。そこで、「片付け軍曹」なるキャラが誕生し、そこからFacebook グループ上でのライブ配信が始まったのでした。そうしたら、ハワイで一番早くから、連続ライブ配信をしている人という理由でライブ配信についての講座を開催するチャンスにも恵まれました。 その一方では、オンラインで自分のブランドを持つことにも可能性を感じて、2週間ほどで自分のショップも立ち上げ。(とは言っても、立ち上げたら自動販売機のように売れるわけではない)今のような先行きの見えない時代に、とにかく、思いつく事は何でも試してみるのがこういう時のコツのような感じがしています。

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日々、挑戦すること

夜逃げモードになる前のこと、あまり記憶は定かではないけれど・・・
ある日、家族で習っていた空手道場でポロっと弱音を吐いた。
「もう出来ることない気がします、もうダメかなぁ」
と、それをぶつけた相手の友人(経営者として先輩です。)が
「まだまだ、出来ることあると思うよ」と、ニヤリと!その時は、自分にはもう出来る事なんてないって、可能性を探る気力に欠けていた。完全に自分にブロックがかかり、決めつけてた。だって、今あの時には考えられなかったこと沢山してるんですから。残念ながら、挑戦したくても出来ないことも現実には沢山あります。そうした条件は世界中で同じなわけで、活動している人とそうでない人の差は単純、「やったかやらないか」それだけ。


スタートした新しいライフスタイル

世界が変わった、新しい日々の中で今、私は相変わらずなんだかんだ言って幸せな日々を過ごす事が出来ています。この4年間、激動の時間を過ごしているけれど、私を支えてくれているものは変わらず周りに存在して、それが私にとっては原動力となっているからでしょう。人間は、何かしら理由や目指すところがあるともう一息の踏ん張りができる。本来はその力を持っているんだけれど、誰かのためやら、何かのためという納得しやすい理由がある方が、起爆剤になる事があるんですね。私の新しいライフスタイルは、始まったばかりで、変化を楽しみつつも自分自身も養い、家族も養い、その上でやはり掲げた大義名分のために、時間を使っていきたいと思っています。

マイストーリーとしては、1、2、3で終了ですが、現実的には新しい日々を送り始めたばかりです。ここまでお読みいただき、有難うございました。


次回からは、仕事に関わることや、大切にしていること、どうしても届けたい思いなどを織り交ぜながら書いて行く予定です。今後ともよろしくお願いいたします!!






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