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ある旧友の詩/長歌【詩】

性格は 生まれついての 天然色
緊張感は まるで無く     
暢気なことを言っている    

みんなが走れば ゆっくりと  
のんびり構えて 座り込み   
歌など詠って 茶を飲んで   
忘れた頃に 立ち上がり    
何を思ったか 走り出す    

ネジが一本 足りないか    
歯車が一個 落ちてるか    
何か他とは 異なって     
緩急自在に ずれていて    
肝心なことは 上の空     

それでもいつでも 本人は 一生懸命

でも 空回り     

*  

友達に 実はこんなやつ いたっけな 迷惑だったけど好きだった



(20211220/私之若夜=しのわかや)
※これは1年前に投稿した記事の再掲です。
 写真はCanvaからいただきました。