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短歌ノート

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小さな歌の寄せ集めですが、塵も積もれば何とやらで、そのうち大きく育つでしょうか。
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2022年11月の記事一覧

妖艶【短歌】

 旧仮名使いの古語めいた言葉を意識して詠った三首です(笑)よかったら、読んでください。 *  繰り返し 昨日の今日の生業に咲かす花さへ やをら散りゆく  女郎花 原野の中に芳しく儚く匂ふ 優しき夕暮れ  ともしびの あかしの君と今朝別れ 乱れ髪なる かるかやのみち (20221128/私之若夜=しのわかや) ※2020年9月下旬頃に詠んだ歌を再編しました。  実際の女郎花(オミナエシ)の花の匂いは…?!  写真はcanvaからいただきました。

先輩ならば【短歌】

普段の仕事や生活で、「自分は必死で目の前のことに取り組んでいるのに、経験年数が多少上だからって、何だよ、その上から目線は―――」って思ったことないですか?やることもしないで口ばかり…。 そんな鼻持ちならない人に向けてちょっと一言、じゃなくて三首。よかったら読んでください(笑) 精一杯なのに『何やってるんだ』って どうにかしようとしているだけです 多用する『一皮むけた』で何令虫?これ以上脱ぐ皮が無いです 『先輩は先輩として立てるもの』そんな努力を君にも望むよ (2022