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短歌ノート

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小さな歌の寄せ集めですが、塵も積もれば何とやらで、そのうち大きく育つでしょうか。
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2022年1月の記事一覧

置き忘れられた短歌Ⅹ

今回で、とうとう10回目になります。このシリーズの最終回です。短いようで長い道のりでした(笑)よかったら読んでやってください。よろしくお願いします。 『真っ赤なおハナ』◯某ホテルの回転扉に激突し顔面スタンプ、真っ赤なお鼻 ◯家に帰り、君が受け取るはずだった真っ赤な薔薇を、花瓶に挿す僕   1つ目です。悲劇です。実話です。若干鼻血もでました。友達の結婚式場です。式場内が薄暗かったので、目立たなくてよかったです。それがせめてもの救いでした(笑) 2つ目です。悲劇です。若かりし

小休止_20220115

 狂歌はいかがですか?「年・寅・時」を主題にして、さらに句の頭音を「と」で揃えてみました。二首詠みました。狂歌は短歌よりもユーモアやジョークを重視した歌です。現代短歌では区別がなくなっていますが、立派な一つのジャンルだと僕は思います。それはともかく、よかったら、どうぞ(笑) 『年・寅・時・と』 ◯特別な年にすべきと とら(捉・寅)えては 年明け早々ときめいている  とくべつな  としにすべきと  とらえては  としあけそうそう  ときめいている ◯とりあえず年はとって