2020年オズワルド応援所感

 2019年のM-1をきっかけにお笑いコンビ・オズワルドが好きになり、今年は約20年ぶりにワーキャーファンとして生活した1年だった。せっかくの機会なので2020年のファン活動の記録を残しておきたいなと思い、この記事を書いているところである。

 ファンになったいきさつをちょっとだけ説明すると、ついさっき「昨年のM-1きっかけで」と書いておきながらなんだが、正確には昨年のM-1翌日の月曜 The Night(ABEMATV)がきっかけである。
 最初は、センスの塊のような漫才と風貌をしているので、お高くとまった、いけ好かない奴らなんじゃないかと思って見ていた。ところが畠中さんの話でおや?と思い始め、伊藤さんがニューヨークに「二人の本当に好きな音楽は何なんですか?」と謎の流れでいきなり噛みついたあたりから”うわー、この人たち変な人たちかもー!”と目が離せなくなり、ネタ『明晰夢』ですっかり心を奪われてしまった。
 加えて畠中さんが自分と同郷、伊藤さんの見た目が自分の好みの最適解、また何より、繰り返される予想の斜め上の言動により、あっという間にオズワルド沼に入ってしまった次第である。

 今年は幸か不幸かコロナ禍によりライブ配信が始まり、気づけばひたすら配信ありの出演舞台を視聴する毎日であった。
M-1だけでなく、ABCお笑いグランプリ、マイナビラフターナイトという賞レースもあったため、それぞれの大会のネタがどんどんブラッシュアップされていく様を、まるで赤子の成長を見守る親戚のおばさんの気持ちで見ていた。
 参考までに、今年の各賞レースの順位とネタは以下のとおり。

ABCお笑いグランプリ(準優勝):
 1本目 入学祝い(地蔵かランドセルか)
 2本目 子ども(想像子育て)

マイナビラフターナイト(優勝):
 登山(熊と出会ったら)

M-1グランプリ(5位):
 1本目 改名(ヒティニキ)

 特にM-1の改名については、ご本人もおっしゃるとおり元々は賞レース用ではなかったため、最初それはそれは可愛いタラちゃんのようなネタだったのだ。ところが、準々決勝後に久々に見たときには、まるで戸愚呂弟のようなゴッリゴリの強いネタに変貌を遂げていた。本当に衝撃的だった。大型二輪に乗っている山田優はどこへ行ってしまったんだ(そういうくだりがあるネタだった)
 ちなみにM-1準々決勝で披露されたネタは、初めて見たときから衝撃的な力強いネタであった。面白いのはもちろん、すごい揺さぶられて、非常に美しいネタ。きっと来年の賞レースでメディアお披露目されるはずなので、その瞬間を楽しみに待ちたいと思う。

 その他、毎週のニューラジオだけではなく、ANN0、TBSラジオ特番などラジオ関連が華やかだった今年のオズワルド。二人で話しているのを面白いと思ってくれれば、と元々ラジオ志向がありそうなので、来年もたくさんラジオに出て欲しいし、何ならレギュラー番組が始まって欲しい。
 そして大食いでも何でもやる!と宣言しているテレビ出演も増えることを祈る。個人的には以前サンドウィッチマンがバイキングでやっていた『地引網クッキング』のような素人さんと絡む生放送ロケが見たい。きっと面白いと思う。各局さん、どうぞよろしくお願い致します。

2021年、オズワルドがより一層飛躍する年となりますように!

#オズワルド  

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