🍀生きる目的を持つ。②(幸せになる絵)
子供の頃から絵を描くことが大好きでした。
現在までずっと絵を描くことは続けていますが、あくまで趣味の範囲で楽しみたいと考えていて、それを生業にすることは考えていませんでした。
昨年『障がい者アート協会』という作品を掲載できる場を教えてもらい興味があったので参加してみることにしました。
障がい者アート協会は、障がい者であれば誰でも費用など全て無料で参加できます。
作品については観る人が決めるという考えから評価や順位をつけたり優劣を判断される事はありません。
また、障がい者の方の創作活動を支援する為、創作活動応援費が対象者全員に均等に分配されます。商品化やレンタル契約のチャンスもあります。
障がい者アート協会は、協賛企業による寄付金で運営されています。作品を掲載するだけでなく、企業主催でイラスト・デザイン募集などの企画もあります。
趣味で楽しんでいた私はそのような企画に応募した事は今までありませんでしたが、描いてみたい内容だってので何とか締切までに仕上げて応募してみました。
その後、体調を崩してしまって2回目の入院となりました。入院生活中に障がい者アート協会からメールがありました。企画に応募した方々へのお礼の通知でした。入選された方々のリストもありました。
200作品以上の応募があって入選20作品(予定)でしたが、29作品が入選されていました。
どんな作品が選ばれたのかと興味があったので見ていたら、リストの中に自分の名前があったのです。「はぁ?」と思って確認したらやはり自分の描いた作品でした。驚きの方が大きくて嬉しく感じたのはしばらくしてからでした。
入選作品は商品化されています。
今回感じた事は、今までただ自分が好きで描いていた絵について、この出来事を経験してもしかしたら探していた『生きる目的』になるかもしれないということでした。
まだはっきりとした確信には至っていませんが、人の喜びや幸せになる絵を描けたらいいなと思い時間をかけてよく考えてみようと思っています。絵を描くことについては、まずはもう少し積極的に自分の作品を外へ発信するようにしてみようと考えるようになりました。
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