見出し画像

4/2 袖チャレ/インポシブルチャレンジ

今日はツール・ド・ニッポン主催の袖ヶ浦チャレンジ!
ACTIVIKE代表のにっしー共に
243km、6時間以内走破を目指すインポシブルチャレンジの公式チャレンジャーとして出走。

過去走った袖ヶ浦の中では一番コンディション厳しい日だった。
一周回っているのに追い風区間がなく、横風か向かい風しかない謎。

2時間経過で心拍も足もかなり余裕ある状態で、過去一楽に回れている。
風が強いのもありとにかく落車が多い日で危ない場面も多く、気をつけて走ろう…と思った矢先のことだった。

34周目?左側のふらつきを避けるのに右側の前方に接触(前輪がステーとホイールの間にハマって切り替えせず)からの落車。そもそも左を肘で押し返す判断をすればよかったのと、避ける際に右側の間隔を把握できていなかったのが原因。思い返せばその時若干視野が狭くなっていたから反応できていなかったと思う。気の緩みでしかない。その時周りにいらしゃった方々ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

前輪取られた形だから、派手に前から行ったけど、
起き上がって確認したら両膝の擦過傷だけで済んでる。
機材もそれほどダメージがなく、サイコンの爪が折れてガーミンが飛んだのと、ブラケット両側ズレ、サドルが右側に30°ぐらい曲がり、チェーン落ち。
直すのに5分ほどかかったけど、無事再び走り出せた。

2周しんどすぎ無いペースで進んで、後ろから来た大集団に復帰。2周遅れだけど、再び走り出せただけでも奇跡だから、気を引き締めて完走を目指す。
視野の狭くなっていたのに気付いたおかげで、復帰後は危なっかしい場面があっても対処できるようになって、後半は安全に走れた。
集団に戻ったあと話しかけてくれた皆さんありがとうございます…🥲

サイコン爪折れてマウントにつけられないから、とりあえず背中に突っ込む。
残りの3時間40分ほど、何キロ進んで今どんなペースで走ってて、残り何時間なのかも確認できない状態だったから、とても果てしなく感じた;

200km地点くらいで
にっしーから唐突の一言「篠さんなんでいるの?」
「さっき結構ペース上がったからさ、てっきり…」

私「頑張って生きてるよ、消さないで😂」
レース中なのに吹き出しそうになった。
おかげで元気出たよありがとう;

と、口回せたのも束の間。
210kmまではメイン集団についていけたけど、やはり200kmカテゴリーが抜けた途端に一気に人数が減って、集団が棒状になってて風のダメージがもろに来る。
インポシブル達成ペースに満たないかもしれないとの事で集団がペースアップ。
集団大きかった時はホームストレートが補給タイムでペース緩むことが多かったけど、それもなくなって始終ハイペース。
7.8コーナーの猛烈な横風からの向かい風に完全に力負けした。周回重ねる毎に削られていって、ホームストレートで補給撮る余裕が無いほどにはキツかった。

残り38分、ホームストレートの登りでちぎれて終了。
その後単独で2周回ってから、フォロワーさんと2周、ディレイブの選手に介護されて4周。
息たえたえだったけど、何とか6時間走りきった。

結果、6時間、94周、232km
インポシブルチャレンジ達成ならず。

今日は条件がかなり悪かったらしく、達成者ゼロでした。
にっしーは99周で、めちゃくちゃ惜しい;

自分だけめちゃくちゃしんどいかなあと思ってたから、みんなしんどくてほっこりしたゴール後。

今日の全力は出し切れたけれど、とにかく無力感がすごかった。

人間は6時間走り続けられるようにできていないと書きましたが、
6時間なら走り続けられるけど、今日のインポシブルチャレンジは私の6時間走り続けられるペースではなかったってだけの話でした。

ゴメンネ、弱クッテ(byしの助)

圧倒的に絶対値が低かった。
強くなってリベンジします。


課題も見つけてられたので、今回の経験を糧に励みたいと思います。


チャレンジするきっかけをくださった #ツール・ド・ニッポン 運営の方々、サポートライダーで取りまとめる&牽引してくださったさいたまディレーブ、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンの選手方本当にありがとうございました!


メモ✍️
よかった点
・カーブの立ち上がり、登り返しは体重移動と全身活用する意識でやったからか、6時間で無酸素域25分以上で限界ギリギリだけど、最後まで足をつりそうな感覚はなかった。
・最後までフォームが大きく崩れなかったから、走り切って腰に来なかったのは嬉しい。
・この冬風強い日によく走ったおかげで、向かい風と横風のダブルパンチでも風に流されることは少なかった。

悪かった点
・位置取りがまだまだ…前半は集団の半ばから後尾にいたけど、後半はできるだけ前に出るようにした。風の向き次第で左右の位置も考えて動けたらもっと足を使わずに走れたと思う。
・グランフォンドウォーターにゼリー2本×ボトル2にしたけど、後半ではエネルギー切れも感じたから、固体物を増やすかカロリーもっと取れる系のものにすべきだった。
・ブラケット片方内側寄り、片方少し下がった状態で後半の3時間40分走ったが、手元の変化でいつも通り力の込め方ができず。走れたけど焦らずに1回ピットに戻ってしっかり直してから出た方がよかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?