見出し画像

誕生日を迎えて今

41歳になった。
私にとって誕生日は、家族や両親、友人、パートナーとの繋がりに感謝する日。
この歳を迎えても、楽しみだと感じられるのは小さな頃から盛大に祝ってくれた両親、そして妹や祖父母、友人のおかげ。結婚してからは、誕生日の前後を、前夜祭・当日・後夜祭・打ち上げとして、4日間も祝ってくれる我が家独自の文化まである。
だからこそ、自分の縁ある大切な人の誕生日は、おめでとうと共にありがとうを送る日でありたい。毎日のように大切な誰かの誕生日があって、そのひとにわずかな瞬間でも、想いを馳せることができる心の弾みを感じていたい。
今日は自分の節目を機に、頭にある決断から逃げないために、決めた3つのことを書き記し断言したいと思う。

①私のプロとしての定義
②新しい記念日の創造
③自分に◯まるをつける
①<私のプロとしての定義>

画像1


私は7月から1か月に渡ってライフログ講座を受講し、自分の人生を客観的に見つめ直し、大切にしたい価値観を言語化し、自分の人生を愛するプロセスを過ごした。この修了証と共にいただいたのは
1つ1つの新たな考え方を自分の習慣にするため、自分のこれまでの出来事や感情の捉え方に気づき理想の自分の視点から人生を見つめ直す
ことだった。

そして、私が掴みたかったのは
自分のプロフェッショナリテイとは何か?
仕事を通して何を伝えたいのか?

これだけは自分が絶対手離したくない!
これだけは譲れない!
これだけは貫いている!

を自分で定義すること。

自分に自信を持つことが大事で、プロとしてこう見られたい!を伝えること。こんな在り方、こんなスタンスで接します。結果こんなものを私から受け取って欲しい!!の言語化に取り組んだ。

⭐︎私のプロフェッショナリテイとは
【スタイリングを通して“ここが私の好きなところ“へとガイドし、心地良さの先にあるお客様という枠を超えること】

顔やスタイル、メイクやファッションや持ち物、雰囲気、温度感、声のトーンや速度など、言葉にしなくてもパーソナルとして表現されている情報を受け取って、選んでいる理由を汲み取ることを、感覚的にやってきた。それは、生き方や志向、大切にしているお客様の価値観だと受け止め、自分の生き方を表現するためのスタイリングであるというスタンスで。

スタイリスト、ヘアメイクアーティストとして
洋服やドレスを選ぶ時も、アイテムをコーディネートする時も、ヘアメイクする時も、“ここが私の好きなところだ“って、ご自身に感じて頂けるようにガイドする。そして、心地良さを感じるお客様の笑顔と共感、喜びの先にある深い関係性を築く志事を継続していく。

⭐︎仕事を通して伝えたいことは
【あなたはあなたのままで美しい】 

あなたにしかない、あなたがすでにもう持っているキラキラ輝くところが誰にも必ずある。ボディラインや、顔のパーツ、色や質感などなど、憧れとの比較ではなく、自分と向き合ったときに、愛おしさや、重要感を感じるのは見た目だけではないはず。「自分のことは好きになれなくても、自分の人生は愛せる」の言葉通り、今の自分を創っている大切な柱(価値観)は、今までに詰まってる。だから自分で見つけてあげてほしい。私は志事を通して、「こんな素敵なところがある!」って、一緒に奔走していくガイドとして、そのままのあなたを承認したい。
自分をよくわかっていて、貫いている人こそが美しいのだから。


この定義は私を前進させる大きな力となる。

何かに迷ったりいつの間にかhave to~になってしまっていると気づいたときに、立ち返る場所にしよう。このnoteを。

②<新しい記念日の創造>

手にした自分のプロフェッショナリテイを基に「あなたが人生を謳歌することが、世界をきっと温かくする」の言葉に背中を押してもらい、歩みを進めることにする。

私がどうしても譲れない、これだけは貫いているものとしてすぐに浮かんだのは「お客様との深い関係性」。”今もこれからもずっと幸せなおふたりをはぐくみ、繋がり続ける”ことをビジョンに掲げ、日常生活におけるスタイリングや、パーティのヘアメイク、お宮参り、753などの節目に携わらせていただく度に、大切なお客様との繋がりを保持するためには、しっかりとサービスとして構築する必要性を感じていた。そのチャンスがやってきたと捉えている。

画像2

画像3

画像4

画像5

少しさかのぼって、これは2年前の結婚10周年の節目にVow Renewal(バウリニューアル)を行った時の写真。日本の金婚式、銀婚式のような、夫婦の記念日を祝うだけでなく、結婚の誓いを更新するセレモニー。紆余曲折ありながらも、この日を迎えることは結婚する時から決めていた。信頼するパートナーの全面協力の元、夫婦として誓い合った場所で、お互いに感謝していることや、大切な思い出、心配なことをふたりきりで話し合った。それはそれは心が澄み切った美しい雰囲気の中で、今までとこれからを確認し合えたこと。子供たちに「おめでとう」と祝福され、バージンロードを歩いた。家族の”思い出”を刻めたことが、何よりの価値だった。

自らの経験をもって、セレモニーの開発に取り組み、今年、心の奥底でずっと抱えていながら、なかなか踏み出せなかった両親の結婚40周年を祝うVow Renewalを行ったとき、両親が涙を流してこの機会を喜んだ。同時に感情が溢れ、自分と未来のHitポイントが重なり合った感覚を覚えたのだ。

画像6

画像7

お客様との深い関係性を築くために、私が人生をかけて取り組んでいくことは”新しい記念日を創造”していくこと
だと。

特別な日じゃないと幸福感を感じられない?いや、そんなことはないと思う。日々の暮らしの中にゴロゴロある。どれほど、当たり前の毎日に”ありがとう”や”これって幸せなこと”って感じられる瞬間をつくっているかどうかだ。だから、私がこれから提案していくのは、結婚式や記念日、成人式や753などの節目だけではない。家族の団欒風景や、休日、食事、趣味・・・など、大好きで心地よい空気感を共に感じ合えるプロとをお繋ぎし、写真撮影をしていきたいと考えている。どんな日がおふたりを、ご家族を彩っているのか?に関わりたい。ずっと飾りたい写真を残せるだけでなく、その日までのワクワク高揚する気持ちを抱いていただけるよう、スタイリングサービスにも、ヘアメイクにも携わる。こんな日があってよかったという迎えるまでの時間も愛おしいって思わず喜んじゃうように。何より、思い出というかけがえのないものが、いつも目に触れる場所にあって、いつでも立ち返れるって人生を愛することだと思うから。

人と人との繋がりを実感するのは、対面だけではないことを、ライフログ講座の15人のメンバーと出会えたことで、肯定的に変化した。オフラインはもちろん、オンラインでも感情を大切に扱う、新しい記念日の祝い方、日々に寄り添った思い出づくりの機会を創造していく、新しい挑戦が始まる。

【ああ。幸せ。は人生のうちに何度あっても佳い】

を形にする実行力を身につけ、自分の言葉にまっすぐに生きているという実感を得られている1年にしたい。

③<自分に〇まるをつける>

私の思考癖の1つに「まだまだ私なんて」があった。これまで、たくさんの経験やチャレンジをしながら、できなかったことばかりに目を向けてきたことで、いつの間にか自分を認めることを忘れてしまっていた。もっと言うと、常に達成感や充実感、自己重要感を感じられなくなっていた。
ライフログ講座で気づき、学んだ”人生を愛する”ために、日々実践すると決めたのは、自分に肯定的な言葉を投げかけること。自分の言葉は自分が一番よく聞いている。だから誕生日を機に、下記の3つを送り続ける。

まだまだ私なんて。⇒
〈1〉もう私の中にある。
自分の正しさとの比較も手放す。⇒
〈2〉感謝する気持ちにアクセスする
人からどう見られているのか。⇒
〈3〉不安や恐れとダンスして歩む。

思考習慣を壊して、代わりとなる良い信念(新しい基準)をつくった!
わずかな変化かもしれないが、言葉が放つ力を感じ、信じたいと思う。自分の感情を自分で高めてあげる関わりことが、いい感情を引き寄せ、豊かな毎日を過ごすために大切なのだから。

この状況変化により、商品・サービス、働くことに大きな変化を求められ、今までの私だったら到底立ち向かえていなかったかもしれない。だけど違う!!何を大切に生きるのか?の糧を得ている。乗り越えていけるからこそ与えられたこの機会を、思う存分楽しむ。


自分に〇まるをつけながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?