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指圧は筋肉上を滑走してはいけない。

指圧時は筋肉上を繰り返し滑走してはいけない。
ときどき、
特に腰方形筋の指圧で、サイドから腰方形筋の筋腹を下から上に滑走させて施術を行なっている姿を目にすることがある。
何度も繰り返し腰方形筋上を指が滑り、一見は素人の方が見ればそれらしいテクニックに見えるかもしれないが、筋肉の性質上あまり好ましくない。
おそらく、自信満々で行なっている姿勢を見るに「そうせよ」と教わっている可能性がある。そのくらいよく見かける。
私が考えるにその手技はやめた方がいい。
筋肉や筋膜を傷つけるリスクが高い上、筋肉を解すという点においても目的を達することが出来ないと思われるからである。
少なくとも血流整体としては決して行なってはいけない手法となる。
指圧は常に狙った筋肉に対し垂直に入り、圧は一定。
「持続圧」や「振り」は入れてもポイント上を繰り返し滑走することはない。
NG指圧の代表的な例である。

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