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血流整体はもみ返しが起きない

いわゆる「揉み返し」とは、施術後の不快な症状の総称で、一般的には筋繊維および筋膜の軽度損傷と考えられています。
手技療法等の施術で、外部からの物理的な刺激により筋膜組織等に微細なキズが付いたりした時に現れる炎症のことです。

【血流整体はなぜ、強い施術なのに揉み返しが起きないの?】
と、お客様からたびたび問われます。
答えは次の2つです。

血流整体は、圧を掛けるポイントを点ではなく線や面でアプローチします。筋膜を挟み込むように、一定の圧を掛けたまま細かくスライド移動し、筋肉全体をほぐしていきます。スライドの瞬間、一瞬、圧を緩め横滑りしながら、筋膜や皮膚を引っ張らないように指の腹1/2個分ずつ進んでいきます。
この施術の特徴から、圧を受けるポイントが線や面となり、圧が一か所に集中することを防ぎます。一点に強い圧が掛かると炎症を起こしやすくなります。
また、強い圧が掛かった部位とそうでない部位の差を極力感じさせないよう、施術ムラを生じさせないことで「揉み返し」を抑えることが可能となります。

血流整体の最大の特徴である強い血流促進により、施術中から筋肉全体が柔らかくなるため弾力性と柔軟性が増し、圧に対する反発力が低下します。すなわち血流により柔らかくなった筋肉ではキズが付きずらい。
以上のことから血流整体による揉み返しは極めて起きにくいことが言えます。

ただし、血流が強く促進することによる好転反応(瞑眩)は、お客様の体調により発生することがございます。
好転反応とは東洋医学(針や灸)の治療過程で使われる言葉です。
老廃物が体内を流れることで、怠さや痛み、鼻水、鼻づまり、微熱、眠気、嘔吐などいわゆるデトックス反応が現れることがあります。
これらは一時的に起こる反応で、まさに体が好転するサインであり老廃物が排泄される一時的なプロセスとなります。

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