韓国映画「おばあちゃんの家」

タイトルで何となく分かったのだけど、孫が山奥のおばあちゃんの家にしばらく預けられることになり、そこで繰り広げられる、おばあちゃんと孫との出来事。

腰が曲がり、耳が聴こえず、会話も出来ないおばあちゃんが暮らす山奥の家に、母の都合でしばらく預けられることになった、都会暮らししかしらない孫は、初めて会うおばあちゃんととんでもない山奥とそのボロ家やみすぼらしい生活に激しく抵抗、ことごとくおばあちゃんのやることなすことに怒りや文句をぶちまけ、くさりながらの日々を過ごす。

そのうち、おばあちゃんへいじわるをしはじめる。
おばあちゃんの靴をかまどに入れたり、かべに「バカ」と落書きしたり。

そんな孫に、変わることなく接する、耳も口もきけないおばあちゃんは、靴を燃やされても、はだしで水汲みに行き、夜、孫の用足し(トイレ)に付き合う。

あるとき、孫の靴が薄汚れているのに気づいたおばあちゃんは、作った野菜や何やを持ち、孫を連れて街へ。
話せないので身振り手振りで必死で人を呼び止め、買ってもらおうとするおばあちゃんの姿や、そのあとじぶん(孫)の靴を買ってくれ、じぶん(孫)にだけ食事をさせてくれ、そのほかに食べたいものを買ってくれ、バスにはじぶん(孫)だけを乗せさせてくれたおばあちゃんに、しだいに心をひらいていく孫。


最後、母からの手紙が届き、ソウルへ戻ることになった孫が、おばあちゃんに渡したものに、泣けました。。。


思いがけずよかった。

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