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機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる。 by 勝海舟

おはようございます!
ドスコイ中原です。

機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる。
by 勝海舟

最初は何を言わんとしているのか理解できませんでしたが、「後の先(ごのせん)」という言葉をしっかりと理解してようやく腑に落ちました。「七分三分の見切り」という言葉があり、相手の攻撃がこちらに届くまでを十とした場合、七分のところまでじっと我慢して相手の動きを見切り、そこから攻撃に転じるとするものです。それを「後の先(ごのせん)」といい、攻撃するための積極的防衛と捉えることができます。つまり、「先手必勝にとらわれることなく、一旦護ったのちに攻撃する後手必勝の戦い方も重要」なのだと勝手に理解しました。ちなみに、個人的にはこの「後の先(ごのせん)」という考え方は、良いか悪いかという視点ではなく、日本人好みで日本文化に馴染んだモノであると思いました。

「後の先(ごのせん)」を実践するには、相手の剣から目を逸らさず向かっていく強い心と俊敏な動きが要求されますよね…😅

貴重なメッセージを頂きました!
本日も宜しくお願い致します。

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