ピザを楽しむ
ピザを焼くなら。
ピザ窯ある、
ピザ生地ある、となったらあとは。。
ピザの名前の由来とは?
「ピザ」という名前の由来にはいくつかの説があるらしい。
主説1:古代ギリシャ語で発酵生地を意味する「pikte」が語源
主説2:ラテン語で「伸ばして広げる」を意味する「pinsere」が語源
主説1:古代ギリシャ語で発酵生地を意味する「pikte」が語源
古代ギリシャ語で発酵生地を意味する「pikte」が語源となったとする説。
「pikte」がラテン語の「picta」となり、それが「ピザ」に繋がったと考えられている。
主説2:ラテン語で「伸ばして広げる」を意味する「pinsere」が語源
ラテン語で「伸ばして広げる」を意味する「pinsere」が語源であるというもの。
生地を伸ばして広げるというピザ作りの工程が、名前の由来になったとされる。
ピザの歴史とは?
小麦を粉末状にして水と合わせた生地を焼くというピザ作りの工程は、世界最古の文明といわれているメソポタミア文明が発祥とされる。
その後、小麦を発酵させた生地を石窯に貼り付けて焼くというピザの原型、石窯パンが誕生した。
現在のピザに最も近い材料を使用したスタイルのピザは、16世紀ごろのイタリアにて生まれた。
この時代のピザは、小麦粉・塩・オイル・ニンニクなどを混ぜた生地に小魚などをトッピングして焼いたものらしい。
ピザの種類
いろんなピザを集める。
それぞれの味や特徴、トッピングなどにビビッときたら、ぜひとも。
○王道トマトソースピザ
さっぱりとした味が特徴
トマトソースがしっかりと効いているピザ
マルゲリータ
トマトの酸味とモッツァレラチーズのコクが相性抜群のマルゲリータ。
トマトソースの赤色、モッツァレラチーズの白色、そしてバジルの緑色がイタリアの国旗をイメージさせる、日本でも大人気の王道ピザ。
トマトソースにチーズとバジルをトッピングしただけのシンプルな味わいが魅力。
焼きたてのピザにオリーブオイルをかけることで、さらに旨味が増す。
トマトソース
モッツァレラチーズ
バジル
オリーブオイル
マリナーラ
マリナーラは、具材の豊富さよりも素材の美味しさを堪能できるピザ。
一般的なピザとは違い、チーズを使用しない点も特徴。
ナポリの水兵が好んで食べていたことから、イタリア語で水兵を意味する「マリナーラ」という名前になった。
トッピングはハーブとにんにくのみ。
シンプルながらクセになる味わいの愛されピザ。
ナポリピザとは、マルゲリータとマリナーラを指す。
マリラーナソース
トマト・ニンニク・オリーブオイル・香辛料などを、ぐつぐつと弱火で煮込んだソース。煮込むことでトマトの酸味がまろやかになり、オリーブオイルと香辛料で、旨みと甘味がぐんと引き立つ。ハーブ
オレガノもしくはバジルニンニク
チーズは使わない
ピザ生地
柔らかく、もちもちとした食感で弾力が特徴。ナポリピザは小麦粉、水、酵母、塩の4つが基本です。オリーブオイルなどを生地に混ぜ込むことは禁じられています。
シンプルな材料でできた生地を職人が手でこね、高温の薪釜で直焼きすることも条件
ペスカトーレ
海鮮がたっぷりと乗っていて、魚介の旨みがぎゅっとつまったペスカトーレは、海鮮好きにおすすめのピザ。
ペスカトーレは、イタリア語で漁師を意味する言葉。
漁師が売れなかった魚介類をトマトと一緒に煮込んだ料理から派生したのが、ペスカトーレピザらしい。
海老・イカ・タコ・ホタテ・ムール貝などの魚介がふんだんにトッピングされているのが特徴で、ひと口食べると魚介の旨みが口の中いっぱいに広がり、あとを引く美味しさを堪能できる。
パルマ
生ハムの塩気と小麦のほどよい甘さが、絶妙。
生ハムが主役の、ワインなどのお酒にもよく合うピザ。
イタリア北部の街・パルマで作られた生ハムを使っていることが、名前の由来。
トマトソースの上にモッツァレラやパルミジャーノなどのチーズを乗せ、その上に生ハムをたっぷりトッピングして、香りづけにルッコラを散らした大人味ピザ。
オルトラーナ
イタリア語で「菜園風」という意味があるオルトラーナ。
にんにくやトマトの風味とともに、グリル野菜のみずみずしさを存分に味わうことができるピザ。
トッピングに使う野菜は、パプリカ・ズッキーニ・トマト・ナスなどさまざま。
味だけでなく、見た目の鮮やかさも楽しめる一枚。
○潤沢チーズピザ
濃厚な味わいが魅力の、チーズをふんだんに使ったピザたち。
クアトロ・フォルマッジ
チーズをガツンと感じることができ、濃厚で芳醇な味わいが特徴。
イタリア語でクアトロは「4」、フォルマッジは「チーズの複数形」を表す言葉。
クアトロ・フォルマッジとは「4種のチーズ」という意味。
一般的に、トッピングのチーズには、モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・パルミジャーノ・ゴーダもしくはタレッジョを使用する。
本場イタリアではチーズの上にはちみつをかけて食べることも多く、チーズの塩気とはちみつの甘さが絡み合うデザートピザとしても人気。
モッツァレラ
ゴルゴンゾーラ
パルミジャーノ
ゴーダ
タレッジョ
ハチミツ
バンビーノ
チーズの上にコーンやベーコン、ツナなどをたっぷりと乗せたピザ。
中でもコーンのまろやかな甘さがポイント。
バンビーノとは、イタリア語で「男の子」という意味の言葉。
子どもが好きな具材を使用しているため、「バンビーノ」という名前がつけられたとか。
一般的に子どもの口にも入りやすい大きさであることも、バンビーノの特徴の一つ。
老若男女を問わず食べやすい、万人に親しまれる。
コーン
ベーコン
ツナ
○個性派ピザ
マルゲリータやクアトロ・フォルマッジのような王道ピザ以外にも、人気のピザはある。
ビアンカ
イタリア語で「白」という意味があるビアンカ。
トマトソースを使用せず、ホワイトソースを使用したり、ソースを何も塗らずに素材のよさを味わったりするピザ。
ピザの本場であるイタリアでは、2パターンの食べ方でたべる。
1つ目はパンとして生地の味を楽しむ食べ方。
トッピングを乗せずにピザ生地を焼くので、生地そのものの味を楽しむことができる。
2つ目はホワイトソースにトッピングを乗せたり、生地にソースを塗らずにトッピングを乗せたりする食べ方。
ホワイトソースのクリーミーなコクや、1つ1つの素材を味わう。
トッピングの種類はとくに決まっていないため、そのときの気分に合わせて、自由にアレンジできる。
ホワイトソース
ハワイアンピザ
トマトソースをベースとして、チーズやハムなどの具材にパイナップルを加えたハワイアンピザ。
チーズやハムの塩気と、パイナップルの甘味が絶妙にマッチした甘じょっぱいピザ。
名前に「ハワイアン」とついているけど、ハワイと直接の関係はなく、カナダの料理人が作ったものがはじまりらしい。
定番の具材とパイナップルとの意外な組み合わせから、独特の味わいにはまってしまう人も多いとか。
トマトソース
チーズ
ハム
パイナップル
ビスマルク
トッピングの半熟卵がインパクト大なビスマルク。
とろとろの卵が他の具材や生地と絡み合い、食べた瞬間に幸福感を味わうことができる人気のピザ。
ビスマルクという名前は、ドイツの宰相・ビスマルクに由来する。
ビスマルクは卵が好物だったことから、卵を乗せている料理は「ビスマルク風」と呼ばれるようになったらしい。
半熟卵以外のトッピングは自由で、ハムやチーズ、ほうれん草、きのこ類など、さまざまな具材を楽しむ。
卵
ハム
チーズ
ほうれん草
キノコ類
ジェノベーゼ
バジルとナッツを組み合わせた、爽やかで上品な香りのするソースが特徴のジェノベーゼは、緑色の見た目が印象的なピザ。
ジェノベーゼは1800年代にイタリア北西部のジェノヴァで生まれ、海で仕事をする船員などに、スタミナのつく料理としてよく食べられた。
ジェノベーゼソースをベースに、にんにくやベーコン、チーズなどをトッピングするのが一般的。
野菜やシーフードを乗せても美味しさが引き立つ。
どんな食材と組み合わせても、バジルの風味であっさりと味わえるのがジェノベーゼの魅力。
ジェノベーゼソース
ニンニク
ベーコン
チーズ
海鮮
ペパロニ
ピリッとしたスパイシーな味わいが刺激的なペパロニは、辛いものが好きな方におすすめのピザ。
ペパロニとは、香辛料を練り込んで乾燥させたソーセージのこと。
イタリアから渡ったドライソーセージがアメリカの食文化の中で独自に進化し、スパイスの効いた香り高いペパロニが生まれたとされる。
トマトソースにたっぷりのチーズとスライスしたペパロニをトッピングしただけのシンプルな構成。
辛味のあるペパロニとチーズのコクがマッチしたやみつきになる、アメリカの定番のメニュー。
ペパロニ
最後まで、読んで頂き、感謝です(ペコリ)
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