発芽
芽が出るってすごいよね。
理科の便覧が好きでたまに読んでいる。
どのページも知の結晶。
発芽の過程
1.種子はデンプン層、胚乳、胚から成る。
発芽の多くは植物ホルモンの相互作用による。
種子
-胚
-胚乳
-デンプン層
2.水分をわずかに吸収すると、胚はジベレリンを合成する。
3.ジベレリンの作用により、デンプン層でアミラーゼなど数種の酵素が合成される。アミラーゼは胚乳中のデンプンを分解し、生成したブドウ糖は成長に必要なエネルギー源になる。
4.残りの酵素により、細胞内の核酸やタンパク質が分解され、サイトカニンやオーキシンがつくられる。
5.6.サイトカニン、オーキシンは胚に作用し、成長を促す。
7.オーキシンは幼葉鞘や根をのばす。
8.芽が土から出ると光合成を行い、ジベレリンを作り出して成長をはじめる。
植物ホルモン
植物自身が作り出し、低濃度で自身の生理活性・情報伝達を調節する機能を有する物質で、植物に普遍的に存在し、その化学的本体と生理作用とが明らかにされた物質のこと
オーキシン、サイトカイニン、ジベレリンが、主に生長促進作用、
アブシシン酸、エチレンが主に阻害作用を示す。
加えて、ブラシノステロイドやジャスモン酸類、サリチル酸、システミンといったペプチドホルモンも役割を果たしている。
・オーキシン
・ジベレリン
・サイトカイニン
・アブシシン酸
・エチレン
・ブラシノステロイド
・ジャスモン酸類
・フロリゲン
・ストリゴラクトン
最後まで読んで頂き、感謝です(ペコリ)
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