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ミツバチと暮らす ニホンハッカを育てる

ミツバチに興味が湧き上がっている。

数年前から、気になっていたミツバチ。
山林を目指す車中、なぜか蜂の話で盛り上がったのが再燃のきっかけ。
趣味の養蜂という世界があるらしい。
自家製ハチミツが作れる。なまら美味いとの声。

共に暮らすミツバチにも敵がいる。
ミツバチの敵の嫌いなものがある模様。

ニホンハッカ

ニホンハッカ


ニホンハッカは、日本在来のシソ科ハッカ属の多年草。通称では和ハッカ、国外ではワシュハッカと呼ばれている。単にハッカということもある。ハーブの一種。 植物学上では、ヨウシュハッカの変種扱いだったが、現在はシノニムとされる。ヨウシュハッカは北半球に広く分布し、日本にも帰化している。

数あるミント類の中でも最もメントールの含有量が多く清涼感のある爽やかな香りがする。

https://greensnap.jp/category1/herb/botany/908/growth

フレッシュでもドライでも利用でき、ハーブティー料理の香りづけドライフラワーポプリなど様々な用途に利用できる。

アロマテラピーが普及した最近は、「ハッカ油」はとても人気のあるオイルらしい。


ニホンハッカの栽培環境

日当たり・置き場所

ニホンハッカは日向~半日陰程度の場所での栽培が適す。
日当たりが良すぎる場所だと、葉焼けを起こすので注意。日陰では葉の色や香りが悪くなる。

用土

ニホンハッカは乾燥にさほど強くないので、保水性の良い土が適す。
性質はかなり強健なので、用土にこだわらなくても大丈夫。ハーブ専用の用土や野菜用の用土で問題なく育つ。

育て方のポイント

水やり

庭植えのニホンハッカは根付いてからは水やりの必要はない。
鉢植えのニホンハッカは土の表面を見て、渇いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをする。

肥料

地植えのニホンハッカは肥料は不要。
鉢植えのニホンハッカも生長期に合わせて春に置き肥を少し与える程度で十分。

病害虫

害虫:アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシ、ハダニ

害虫を見つけた場合は割りばしやピンセットで掴んで捕殺。
掴むことができない場合はついている部分の茎や葉を一緒にカットして処分。
常日頃から、葉っぱの様子に変化がないかチェックして、虫食いを見つけたら、すぐに原因を探す。虫よけスプレーなども日々の管理に効果的。

ニホンハッカの詳しい育て方

選び方

葉が美しい緑色で虫などがついていない株を選ぶ。
適度に日の当たる売り場で管理されているものが良い。

種まき

ニホンハッカの種は非常に細かい。
気温が安定してきた4月頃からまくほうが発芽しやすい。
暑さが落ち着いた9月、10月の秋まきも可能。
苗が小さいまま冬越しになるので、春がおすすめ。

植え付け

植え付けは真夏を除いた春から秋にかけて行う。
直射日光の強い場所では葉やけを起こしてしまうので良い葉が採れにくくなる。

ニホンハッカは鉢植えと地植え、どっちがおすすめ?

ニホンハッカは性質が強いので、地植えでも鉢植えでもどちらでも栽培が可能。
ただし、ニホンハッカは地下茎で繁殖していく、大変繁殖力の強いハーブ。増やしたい場合は地植えにしても良いが、環境があうと、地下と地上の両方からものすごい勢いで増えていくので注意。
地下茎で増えるタイプの植物は一度地植えすると、抜くのにとても力が必要になるので、増えすぎた時点で整理するのはとても大変。
鉢植えで育てるか、地植えにするかは、自分の栽培スペースなどの環境で決める。

剪定・切り戻し

健康的な株に保つために、定期的に茎を半分から三分の一程度、剪定する。
日本は梅雨に雨と湿気で株が蒸れやすいので、一般的に梅雨入り前から梅雨の間に剪定をするとよい。

ニホンハッカの切り戻しの効果

梅雨の他、真夏も、植物にとってはストレスになる。
切り戻すことによって、植物にとって一番厳しい梅雨から夏にすっきりと風通しのよい株姿で管理をすると、健康な状態で秋を迎えることができる。
植物が病気になる原因は、株が茂りすぎて蒸れた状態が原因になることも多い。
また、切り戻しをしたところから枝分かれして次の茎が生長するので、茎数がたくさんある、丈が低めでこんもりとした株にすることができる。

ただし、花を見るためにニホンハッカを育てる場合は、初夏に切り戻してしまうと花を見ることができない。
花が見たい場合は、茎をすいていく要領で、切るものと切らないものを決めて剪定して、株が蒸れないようにする。

ニホンハッカの切り戻しのやり方

伸びた茎を全体的に切る。
茎の半分くらいでもよい。地際で切ってもよい(冬場の剪定は、地際で)
剪定後、しばらくすると切った所から枝分かれして、新しい葉がどんどん出てくる。

植え替え・鉢替え

植え替えは、年中行えますが、真夏はできるだけ避ける。
一回り大きな鉢に植え替えるか、大きさを維持したい場合は、株分けする。
ニホンハッカは生長が早いので1年に1回は植え替えを行った方がよい。

ニホンハッカの花は、夏から秋に開花する。
花の形状は、小さな花が輪状に密集し、その輪が何段もついた形状。
ペパーミントなどの花は穂状に咲くので花の形状に違いがある。

収穫

初夏から秋まで長い期間、収穫可能。
葉を収穫するのが目的なら、花は咲かせない方がよい。

夏越し

耐暑性があるので特別な夏越し対策は不要。
極端に日差しが強いと葉焼けを起こすので注意。

冬越し

晩秋に株元でばっさりと切り戻し。
冬の間は生長が止まるが、春になると株元から新芽が芽吹く。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種、挿し木、株分けで増やすことができる。
繁殖力旺盛なので、水に差しておくと簡単に発根する。


日本ミツバチの敵、アカリンダニ。
アカリンダニの嫌いなニホンハッカ。
養蜂以外にも使える。

あなたもぜひ!

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最後まで読んでいただき、感謝です(ペコリ)

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連載 ミツバチと暮らす

ミツバチ、養蜂について、連載で書いてます。
よければ読んで欲しいです。


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活動域の減少や、薬剤の散布などが影響といわれたりもします。

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