見出し画像

キンチール 小水力発電

友達が教えてくれたキンチール。小水力発電。


水の流れがある生活、水の流れがある記憶。

思い返すと、いろいろあったりする。

川や水路。
学校までの順路で渡る川、覗くとヌートリアが泳いでいた。
自転車道に並走して伸びる石垣の水路。澄んだ水、シダや苔の緑。

こんな方はぜひ。
・ものづくりが好き
・発電に興味がある
・田舎、農村の活性化に興味がある
・系統連結での売電事業をやりたい
・オフグリッドでの自給自足がやりたい
・みんなで守っていきたい川や水路、水の流れがある

作り方はこちら。

キンチールからの大きなインスピレーション

Faisal Rahardian: AHB(=Asosiasi Hidro Bandung)のインドネシアでの小水力発電の開発には3つのミッションがある。
1.インドネシアで利用可能な水力エネルギーを最大限に利用する。
2.有効で、安価な水力発電の技術をマスターする。
3.再生可能エネルギーのなかでも、特に小水力発電の分野について、品質を高く保ち、信頼される産業として、一般の社会での職業にしていく。

インドネシアの村々でのKincir(手作りの小水力発電)の存在は、現地の人々が自分たちの力で電気を得るために作り出した技術である。村の人々が協力してKincirを作った。こうしたことがきっかけで小水力発電を発展させるインスピレーションが生まれた。時の流れとともに、技術が進化して、今では小水力発電機を生産できる工場や企業が多くなった。インドネシア全土に技術を展開しているだけでなく、海外へも輸出されている。西ジャワの農村の住民は、Kincirをつくる技術を手に入れている。
共同で役割を担い、PLN(国営電力会社)からの電気が来ていない無電化の村々でも、資材を調達し、自分たちの電気を手に入れることができる
kincirは、インドネシアの村々にある豊かな水のエネルギーを利用して電気を生み出している。海外の人々にとって、とても魅力的に映ったようで、とくに日本からは大きな関心をもたれた。日本の村の人々が、インドネシアの電気が無い村を訪問し、見学し、学びあった村同士の交流が生まれて、今度はインドネシアからも、小水力発電を行う日本の村へ訪問することが行われるようになった。このようなインドネシア-日本との良い関係小水力発電での技術協力が生まれることにもなった。そのひとつは、我々インドネシアから日本へクロスフロータービンを輸出することになったことだろう。後ろのような模型のタービンがすでに日本へ輸出され、工事され、操業されている。 我々は、水力エネルギーインドネシアの優良さのひとつだと考えている。

翻訳:Tokihiko Fujimoto and Ai Yen


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?