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シンカリオンZ 第13話 「起てよZ合体!関ヶ原総力戦!!」 感想

3週間振りにシンカリオン感想やって参りました!
もはや懐かしさすら感じられますよね。なんてったって2回分も放送が無かった訳ですから。
で、前回ぐらいに1クール分のまとめ記事書くかもみたいなこと書いといて結局書いてない訳なんですけれども、どうも頭の中で整理してみるとネガティブな文章が多くなりそうで…せっかくZ本編もいい感じの流れになってきている中でそんな記事を上げるのも何だかなぁということで没or先送りにさせて頂きました。ゴールデン帯での放送という性質上、改編期にまた休止はあると思うので様子見しつつその辺りで書ければなと。

そして休止明け一発目のシンカリオンZはN700SのぞみとザイライナーHC85ヒダのZ合体、N700Sヒダのお披露目回でございます。
何とN700Sのぞみ初登場回が1ヶ月前という衝撃。休止を含んでるとはいえ、1ヶ月間もZ合体をお預けされたということになります。

・本編感想

本編感想の前にまず触れておかなければならないことがあるのですが、OPのシリーズ構成のクレジットから赤星政尚さんの名が削除されていました。これは降板ということですよね…?
赤星さんの降板によって変化があるのか否か、どう変化するのか、注目したいところです。

N700SのぞみとHC85ヒダのZ合体はこれまでと同じ要領では上手くいかない。前作のN700Aのぞみもモードチェンジ等がありましたし、N700シリーズはやはりそれまでのE5、E6、E7、800とは一段階上というか、一線を画している機体なのでしょうね。

今週の鉄ネタは鉄道総研…もとい鉄道総合技術研究所。(また随分マニアックなネタを…)
あの0系色の200系みたいな車両(951形というらしい)は劇場版シンカリオンのエンドロールにも登場していました。
建物内やML-100がある辺りは一般の人は普段は入れないようなので、アニメでこうして再現してくれることに有り難みを感じる。

ちなみに鉄道総研は米原にもあり、保存されている歴代の新幹線試験車両を敷地外からも見ることが出来ます。

アブトの父親が開発していた「超進化電動ケーブル」をアブトが受け継ぎ、Z合体を完成させるという展開は前作にも通ずる”親子”がメインテーマとなっていて、かなり良かったですね。
アブトの父親が成し遂げられなかったことを息子であるアブトが受け継ぎ、今と繋がる。まさに「世代を超えて受け継がれる技術」といったところでしょうか。

そして、”兄弟”の絆で完成したN700Sのぞみと、”親から子へ”受け継がれた技術で可能となったHC85ヒダとのZ合体が実現します。
その名も「シンカリオンZ N700Sヒダ」。
N700SとHC-85系というJR東海が誇る最新鋭車両同士のZ合体です。
ザイライナー側はこれまで先頭の1両のみが合体していましたが、今回は2両での合体。やはりザイライナー側も一線を画していると言えます。
今回、戦闘シーンで「ニューチャレンジャー」が流れていましたが、やはりOPバックの戦闘は燃える。CMなんかでは「チェンジ!シンカリオン」も流れていますが、Zでこの曲をバックに戦うことはあるのだろうか。

そしてラストはアブトが闇の新幹線に乗ってしまうという不穏なシーンで幕閉じ。
シリアスなシーンなんでアレですが、アブトのアイコンがEF63で笑ってしまった。さっきのアブトの部屋と思わしき場所に飾ってあったEF63のポスターもアブトの実家にあったものでしょうし、余程63が好きなんですね。

・新EDについて

曲の感想の前に一言。新ED初お披露目なのに画面極小にするなよ…
ED目当てで見てたアーティストのファンもいたでしょうし、ちょっと今回だけはどうにかならなかったのかな〜と思ってしまいました。
変な例えかもしれないですが、ドラえもん、クレヨンしんちゃんなんかは夕方放送に移ってからこのような演出って減った気がするので、やはりこういうのもゴールデン帯の弊害なのか…?と勘繰ってしまいます。

曲自体は、これまでのシンカリオン楽曲には無かった曲調で驚きました。歌詞にシンカリオンを意識したようなフレーズが特に見当たらないのが少し寂しい。個人的には前回の「キズナ・レール」の方が好きでしたかね。
そして映像がとにかく不穏なんですよね。今後(おそらく2クール目)の展開は反映されているとは思うのですが、そうなるとやはりダークシンカリオンの運転士は…

・まとめと次回

良かった。前回、前々回に引き続きシンカリオンらしい展開で、本当一切の不安なく安心して見ていられましたね。(もうずっと山下憲一さん脚本でいいんじゃないかな…)

次回は「斬黒!ダークシンカリオン!!」
これまで何度もイメージやシルエットが登場していたダークシンカリオンがようやくお披露目。
これまでは物語上どちらかというとアブトが目立って来た中で、アブトがいなくなった今シンがどう立ち回るのかが個人的な注目ポイントです。
アユ姉も久々に登場のようですね…

来週も更新予定です。この後の列車図鑑もよろしくお願いします。
それでは。

【列車図鑑】

[No Image]
No.13 HC-85系
2022年度デビュー予定のJR東海の最新型特急車両。
“HC”とは「Hybrid Car」の頭文字を取ったもので、ハイブリッド方式の動力を採用している。
高山本線の特急「ひだ」や、紀勢本線の特急「南紀」に投入予定であり、それまで活躍してきたキハ85系を置き換える。

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