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シンカリオンZ 第6話 「振り抜け!友情のコウデンアツアックス!!」 感想

今週もやって参りました!シンカリオン感想です!
前回からの続きで、E7かがやき/戸隠タイジュ登場回の後編、そしてE353アズサの初登場回でした。

・本編感想

今回の鉄ネタは森林鉄道記念館。
先週に引き続き林鉄の描写がありましたが今週は更に深く語られており、ナローゲージだとか理髪車などという前作以上にマニアックなワードが飛び交ってましたね。
線路の幅については第3話で説明済み。なのでナローゲージの話題も詳しくない人でもスッと入ってきやすい。こういうところは本当細かいなぁと思いますね。
理髪車なんて僕も子供時代からの鉄道好きですけど、それでも知らなかったですからね。自分があまり林鉄に触れて来なかったからというのもありますが、興味のある分野でも知らないことまだまだあるんだなぁ。
森林鉄道記念館も今回登場したので一度行ってみたいですが、調べたところなかなか行きにくい場所だなぁ。

鉄ネタを通じて主人公と新パイロットの交流を深めるのは前作でも見られたパターンですが、Zに関しては主人公のシンは鉄道に詳しくないという設定。だから前作とは逆に主人公が教わるという展開になるんですね。ここは前作とのいい感じに対比になってて良かったですね。

アバンで巨大怪物体とZコードの関係性についての話がありましたが、結晶体もこの辺りに絡んできてそうですよね。
ともかく、結晶体、Zコード周りはまだ謎が多い。

サラッと言ってた「迷惑かけてもかけられても、誰かの役に立ってるならそれに越したことはない。」というのは名言レベルの良い台詞でしたね。

タイジュ編の"友達"というテーマは新学期を迎えた子たちへ向けてのものだと思われますが、シンカリオンにしてはちょっとストレート過ぎるかなぁという気がしました。それを使った今回のストーリー自体は鉄ネタを絡ませたシンカリオンでしか出来ないものになってて良かったんですけどね。
個人的な話ですが、プライベートなことも含むのであまり多くは語れませんが自分もタイジュと似たような経験あるので、このくだりは結構自分にも刺さりましたね。
おまけに虫嫌いまで共通しているので、今回のタイジュは凄く親近感湧きました。

戦闘シーン。
ザイライナーのE353アズサが初出動、そしてZ合体の「シンカリオンZ E7アズサ」が初登場。
E7系もE353系も同じ長野県を通る列車ですからね。これまでのZ合体の中では最も合っている組み合わせじゃないでしょうか。
E7アズサの必殺技は「アズサコウデンアツアックス」。E353系の幻影が敵に突撃するという、こちらもなかなかインパクトの強い技になっています。技名も駅、VVVFと来て高電圧というのがシンカリオンらしいというか何というか。

・まとめと次回

E7、戸隠タイジュ登場編は今回で完結となります。
先にも書いた通り”友達”というテーマがシンカリオンにしてはどストレートで、そこがちょいと気になりましたかね。
とは言え、今回のタイジュ編はじっくり2話かけて描いただけあってストーリー自体は丁寧で普通に楽しめました。

次回は「強襲!横川支部防衛戦!!」
シンカリオン3体、ザイライナー3両の初期販促回も一通り終わって、来週からは通常回がスタート。
予告見た感じだとアブトに何かしら起こりそうな感じでしたね。
というか7話でいきなり敵に侵入されるって横川支部大丈夫なの...

6話まで終わって一旦一区切りという感じですが、正直シンカリオンZの内容には思うところもあります。
ですが、初期販促回が終わったばかりのタイミングで作品を評価するにはまだ全然早いですし、Zなりの面白さもあると思ってます。
だからこそ、来週からの通常回には期待したいところですね。

来週も更新予定です。この後の列車図鑑もよろしくお願いします。
それでは。

【列車図鑑】

No.6 E353系あずさ
2017年12月に中央本線特急の新型車両としてデビュー。
空気ばねによる車体傾斜装置を採用しており、カーブの多い山中でもスピードを落とさずに走行することが出来る。
新宿駅から長野県の松本駅までを約2時間半で結んでおり、中には千葉駅から出ているものや南小谷駅まで運転する列車も存在する。
E353系はあずさの他に「かいじ」や「おうめ」「はちおうじ」などの愛称も持つ。

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