妊娠報告と妊婦検診

妊娠は何が起こるかわからないため、職場に報告するのは安定期に入ってからにしましょう。なんて言ったりもするけど、一番無理をしちゃいけないのはどう考えても妊娠初期だと、安定期に入った今思う。妊娠初期は流産のリスクが大きいこともわかるし、周りの人に伝えてしまうことでダメになってしまった時のショックが大きくなってしまうというのもわかる。でも、妊娠初期は体に大きな変化が起きるのに見た目ではわかりにくい。特に双子で安静にすることが求められる中、今まで通り普通に働くのは無理があった。

結局私は様々なリスクも高いということから、直接迷惑をかけるであろう人には早めに妊娠を伝えることにした。双子の妊娠では2週間に1回の検診があり、その度に仕事を早退しなければならなかったのも大きい。

1人の女性の先輩は、この時期に無理して仕事をしていたことで1人目の子供を流産してしまったことを話してくれ、仕事の代わりはいくらでもいるけど、お母さんはあなた1人だから何があっても絶対自分の体を優先にしなさい。と強く言ってくれた。そして、男の上司に具体的にどのような仕事は出来て、どのような仕事はしてはいけないか話をしてくれた。

私自身お医者さんに、階段を登ったり、重いものを持ったり、運動したりするのはやめた方がいいと言われていたが、男の人も多く体を動かすことも多い仕事内容の中で、ぶっちゃけ無理だろうと思っていた。でも、先輩の二度と悲しいことを繰り返したくないという強い言葉にハッとした。もし自分が無理をしたことで、お腹の中の子供に何かあったら。そんなことは考えたくもなかった。

結果的に、いろんな人が仕事内容の軽減に協力してくれた。また、すぐにつわりが始まって半分くらいの日数で遅刻やら早退やら休みやらを取らせてもらうことになった。なので本当に早めに伝えてよかったと思う。

旦那は、私が人に頼るのが苦手で、仕事を全力でやりたい人間だと知ってたので「双子じゃなかったら絶対そのままの調子で無理してたと思う。そう思って神様が双子を妊娠させてくれたのかもしれないね。」と言っていた。本当にそうだと思う。

仕事はいつでも出来る。だからこそ妊娠期間の十月十日は体を大事に過ごしたい。

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