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いつもありがとう

今日は、いつも家族思いで頼りになって、尊敬する旦那さんについて書きたいと思う。

「thank you for always」

実はわたしにとっては聴き慣れた言葉。

誕生日や結婚記念日など、事あるごとにお祝いの花やケーキを用意してくれる旦那さん。

そこにはだいたい決まって、「happy birthday」でも、「happy wedding day」でもなく、

「thank you for always」

と書かれている。

子供が生まれるまで、わたしは繰り返されるこのメッセージをなんの気なく眺め、

「ケーキ美味しそうだな」

「好みドストライクのお花のチョイス!」

という方に、気持ちが向いていた。

一方、わたしは誕生日や記念日に、必ず旦那さんに手紙を書いている。

その時、思いのママに書きたいことを綴るお手紙なのだけれど、1年間を振り返って、「こんな大変なことがあったけど振り返るとよかったね」「こんなことが楽しかったよね」といった特別な思い出の振り返りと、「これからもよろしくお願いします」という内容が多かった。

ところが娘が生まれて、初めてしっかりとお祝いできた先日の結婚記念日のために、手紙を書いていたときのこと。

思えば思うほどに、伝えたいことは

「いつもありがとう」

だった。

子供が生まれる前、             わたしにとって二人の生活は、特別なご飯を食べに行ったり、どこかにお出かけしたり旅行をしたりする、「ハレノヒ」がメインだった。その日のために、日々の生活や仕事を頑張る、そう思って生活していた。

でも、子供が生まれてから、まさに毎日が記念日になった。

初めて寝返りした日、ハイハイした日、自立して座れた日、というのはもちろんのことだが、「今日はニコニコご機嫌だった」というプチ幸せや、「ものすごい姿勢で寝ていた」といった珍事件、果ては「ご飯が食べたすぎてごちそうさまができなかった」といった困りごとまで、全てが大切な時間で、思い返すと幸せに包まれる気持ちになる。

「こんなことがあった」と書き並べるのは難しく、ただただ、この幸せな日常を一緒に奮闘して作り上げてくれる旦那さんに感謝の思いが溢れてくる。

なるほど。

旦那さんは結婚した当初からずっと、1 日1日を大切にしているからこそ、

「いつもありがとう」

と事あるごとに言い続けてくれるのだと知った。


年下の旦那さんは、わたしより生きてきた時間がこれからもずーっと、5年ほど短い。

なのにいつもわたしの先を進んで、いろんなことを教えてくれる尊敬する、最愛の旦那さんだ。

いつもありがとう。

あなたの妻になれて、わたしは最高に幸せです。

50年後、二人がおじいちゃんおばあちゃんになっても、「いつもありがとう」と言い合っていられる夫婦でありたいと強く心に誓った、5回目の結婚記念日。






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