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30.なんでもない日の過ごし方

12月31日。大晦日。もうやり残した事はありませんか。A面はきっとやり残しがたくさんあります。今日は少しでも理想の年始のために奮闘します。

A面、なんでもない日の過ごし方
 9時ごろ起床。パジャマ兼部屋着のままで過ごす。元気のある日は掃除をして、弾けもしないギターのコードを押さえては満足し、Spotifyで音楽を聴きながら歌っている。作詞をしてみたいな、と思い立ってキーボードに手を伸ばしてタイピングをしては「テーマがない」と嘆く。また、恋愛二次創作をしようと思い立ってキーボードに手を伸ばしてタイピングをしては「我不知恋愛」と涙を流す。
 昼ごはんを食べた後は意図せず昼寝をしている。気づけば日は傾きかけていたりする。シャッフル再生のBGMはA面のあまり聞かないジャンルに突入していることもある。
 夕方、お風呂に入ろうと決意する。入浴剤を入れて、BGMを再度別のジャンルにして風呂に入る。髪を洗うのと、乾かすのが大の苦手である。
 夕ご飯は軽く済ませたい。もう早く寝てしまいたい。どのみち連休はないのだ。明日は仕事、と思いながら休日を過ごす。少し早めの休息をとり、次の日はグデグデと起きるのだ。

B面、何でもない日の過ごし方
 昼前に起きる。厳密には10時ごろには目が覚めているのだが、お布団の引力はとても強いので、逃れられたものではないのだ。ロードバイク乗りの間でもこれを「お布団峠」と呼び、朝のライドにおける難関の一つとして知られている。
 適当にご飯を食べて掃除や洗濯をする。そこらへんに脱ぎ散らかしたものを集め、洗濯機に放り込む。洗濯機が頑張っている間に洗い物を頑張って、干し終わった後はお布団でしばらく横になる。
 Youtubeをしばらく見終わった後はA面にギターを教えに行ったり、料理の仕込みをしたりする。元気があればローラー台に乗ったりしてもいい。

 夕方になるとお風呂に入りたい。お風呂は好きだが、うちの風呂は全自動ではないので、混合栓でDJごっこである。給湯器も古いものなので、シャワーを浴びているときにたまにお湯が出なくなったりする。
 なんとかそれを乗り越えると、夜ご飯を食べて、お布団に潜り込む。やんぬるかな、連休というものは祝日がないと成立しない日程で働いているので、休めば仕事なのだ。


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