都立が負けないために必要なこと
「気持ちで負けない野球」「チームが一つになること」
有馬信夫監督がチームを作る上での信念だ。
3年間で叩き込まれた。強豪私立に負けないために、必死で本気で取り組んだ。やる前から負けているのは論外。
年々部員数は減ったそうだが、開設当初は部員数が増え続け100人超えは当たり前。当然ながら野球部専用グラウンドがあり、硬式野球特別推薦も10人枠があり人気校だった。
どんな生徒でも有馬先生は部員を信じていた。
一般的にワルと呼ばれるような生徒もいたが、根気よく指導を続け社会へ通用する人材を育てる。信じてくれたら生徒も応える。
自身も一度たりとも経験がなかった投手や捕手も練習試合で経験させてもらった。こいつならできると信じてくれたのだと思う。
もちろんだが3年間は有馬先生を信用して、心を預けた。
2009年の代は能力ある投手を複数準備し、どこからでも一発が出る強力打線になった。
有馬先生は当時のことを「もう一度勝てるかもしれない。チャンスがあるならこういう代だと思わせるぐらい力は十分にあった」
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