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都立城東高校甲子園出場物語【書籍の感想】

 高校時代の恩師である有馬信夫監督は2007年に都立保谷高校から自身の母校である都立総合工科高校へ人事異動で赴任されました。前年度の2006年に開設された学校だったので初代監督として千葉智久先生が監督を務めており、責任教師と総監督の立場でBチームの指導にあたっていました。

いつだったか定かではないのですが、予定されていた自校での練習試合が中止になってしまったときにその日にいた部員を集めて、有馬先生の車へ。その車から出てきたのがこの本でした。「欲しい奴、やる!」

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「もう過去のこと。また甲子園行きたい」が口癖だった有馬先生。

大真面目な話...リアルに泣ける本はこれだと思っています。

著者の文章の上手さも感じてしまうんですが、東京は私学が圧倒的に強いにも関わらず選手勧誘できない、グラウンドも他部活と共用など環境では叶わない都立が私学に勝ったんだから。一から野球部を強化し、甲子園へ導いた恩師がやっぱりすごいなと思うんですよね。

自身の人生のバイブルかもしれません。


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