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一つの高校に固執しない

都立高校先生の異動サイクルは6年が基本。当然例外もあるだろうが、ベースはこの年数。有馬先生は都立城東⇒都立保谷⇒都立総合工科⇒都立足立新田での指導歴だ。

都立総合工科では10年指導していただいた。

聞いた話だが、都立城東で甲子園に出ても特にまだこの高校にいたいなどは思わなかったらしい。甲子園に出たにも関わらず。

「新しい学校でやれる楽しみがある。異動した高校でベースを作って後は後進に繋げばいい」

残された子供達が困らないように。そのことだけはずっと考えていた。
だから若手の先生にも厳しく本気でアドバイスしていた。
すごく人事のように聞こえるが、都立の野球がレベルアップするためにはこういった考えが必要になってくるのだと思う。

自分はどうしても、途中で監督が異動して変わるなどは避けたかった。
今総合工科へ進学したら、確実に有馬先生と千葉先生の指導を受けられる。それも進学を決めた要因でもあった。

野球オタクだった自分は雑誌を見ていて、異動したらチームが変わってしまった。全然上位に進出しなくなったなどの記事を見ていたので、ここだけは譲れなかったのだと思う。

有馬先生は2018年より、都立足立新田高校へ異動し野球部監督に就任。
近年、上位進出はないが、元々は実績ある学校なのでまた高校野球ファンとしては楽しみが増えた。

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