マガジンのカバー画像

強豪私学がもっとも恐れる都立の名将!有馬信夫監督

33
【出版希望】強豪私学の監督が恐れる、いい意味で嫌われている高校時代の恩師であり都立の名将、有馬信夫監督とのエピソードと教えをマガジンにして公開しています。監督の言葉を丁寧に思い出…
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

真面目なのはいいことなんだけれど・・・

真面目に練習へ取り組む選手の態度は当然評価していたんですけど、一方でなかなか試合には使いずらさもあると言っていました。 有馬監督は高校野球を「立派な大人になるための手段」と位置づけています、そのため練習をサボらない。3年間必死に努力していた選手でもあっても平等にチャンスがある機会で結果を残さなければメンバーに入ることができませんでした。 実力主義は社会と一緒だよと。 試合になると真面目な選手の方が打席やマウンドで周りが見えにくくなってしまっていい結果出せない選手が多かっ

環境は言い訳にならない

「都立なのによくやった」 ベスト16やベスト8まで勝ち上がると間違えなく言われる言葉。 確かに東京都で言えば圧倒的に私学が強いです。特にここ最近は都立が割って入るところがないぐらい私学は負けてくれない。 恩師である有馬信夫監督は自らが1999年に都立城東を東東京勢初の都立高校甲子園出場の快挙を成し遂げた第一人者だから、言い訳にしか聞こえてない。都立城東も平日は他部活動と共用だけどグラウンドで授業が終わればすぐに練習ができます。 我が母校である都立総合工科は校舎の目の前に