見出し画像

伊勢丹に学んだ話

【修行時代の話】
昨日、妻が伊勢丹浦和の屋上で、
手作りおもちゃの出店販売をしました。
デパ地下へ行って思い出したこと。

伊勢丹と言えば
修行時代、よく買い物に行ったっけ
主には、夜のお弁当(夕食)の買い出し
お弁当を指定されることもあれば
催事で良さそうなやつとか、
肉系がいいとか、
この果物買ってきてとか、
この刺身あったら買ってきてとか、

指定してもらうのは良かったけど、
自分の感覚で買うのは大変だったな

それじゃなーい
そこはいまいちなんだよな〜
とか、

でも、今まで行かなかったデパート。

そこで、良いものや上品な物の選び方、
そこに来ている方の雰囲気や感じ
良い気を放っているものなど
色んなことが勉強になってたんだよな。

おかげさまで、
臆することなく伊勢丹に入れるようになったし。

院内のものを買う時も
伊勢丹、リビングコーナーの見方とか、
どんなものを選んだりするのかとか、
店員さんの対応、雰囲気とか。
勉強になってんだなぁ。

あとは、贈答品の選び方や、
ちょっとした手土産のスマートな感じ
渡し方、ちょっとした工夫、
添える言葉。

(僕は最近こういのはほとんどやってないけど、たまに先輩や後輩に会うと、すげ〜って思う。昔やってた〜みたいな。もうむり〜みたいな。)

それから、
物を買うときは、
美術館や博物館もけっこう面白いものがある。

旅先でも、
治療院に置けるものはないかなと、
その目線でいつもお土産屋さんを見てたっけ。

美術館や旅先での購入は、
その土地の物ならその土地の良い気が入っているし、
自身の思いも加わるから、と院内に置くのはとってもいい。

あとは、
花瓶などは、大きな陶器市で買うのが面白い。
僕は茨城県笠間市で毎年ゴールデンウィークに行われるひまつりという陶器市が大好きで、ここ8年くらいほぼ毎年行っている。

屋外、広い公園で100軒近くある手作り露店をグルグル周って、光輝いている花瓶やカップ、院内に使えるグッズを探す。

俺を見てくれ!という器もあれば、
凛とただ佇んでいる花瓶もある
可愛らしくちょこっと座っている物、
色は地味なのにキラキラしたいる物も、

それを自分の目で、
見定めて、
作った作家さんと少しお話しして買ってくる。
楽しい!好き。

そんなもの達で溢れた空間にはいい気が溢れる。
 
 
でもね、大切なのはよっぽどセンスが良くない限り、自分の好きだけじゃなくて、ちゃんと基準、基礎を知ることも大切。

治療の場という感覚も忘れず。
スペシャル過ぎる技術があればいいかもですが。
 
 
あとは、
物が沢山あり過ぎたり、
窮屈だったり、
余計なものがあると、

その物の持っているエネルギーが発揮できなかったり、
循環しない通らないので、
渋滞、勝ちあっちゃうので、

余白、物のエネルギーの通り道も大切。

自分のためにも、患者さんのためにも。

だから、院内が新しい綺麗だからいい、気がいいとは限らない。

❇︎

買い出し、嫌だったな〜。
治療院を抜けられる時間は好きだったけど。
イレギュラーが起こると汗出まくり。
難題の時は、よく先輩に聞いたっけ。

でもさ、今があるのは間違いなくこの経験があるからだよなとも思う。

ありがたや、ありがたや。

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

53,961件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?