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SHINKUKAN Podcast#119 スペシャルゲスト「やましたりな」 Part1


SHINKUKAN Podcast#119はスペシャルゲストにやましたりなさんをお迎えした前半のテキストバージョンです。


 おはようございます。音楽プロデューサーそして音楽グローバルマーケッターのWELCOMEMANです。この番組は世界で今最も注目を浴びているアーティストから世界のミュージックアワードに関連する楽曲を紹介しつつも、日本の素晴らしいアーティストや音楽もお届けしていきます。
 世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。ということで今回もスペシャルゲストアーティストウィークでございます。
 今回スペシャルゲスト奈良県出身、現在、大阪で活動されておりますシンガーソングライターのやましたりなさんが登場でございます。
 まずはですね。彼女の楽曲を紹介してからトークセッションの方をぜひお楽しみください。やましたりなで「ダイエットのうた」

WELCOMEMAN:さあお送りしたのはやましたりなで「ダイエットのうた」でした。今回のスペシャルゲスト•やましたりなさんです。よろしくお願いします。

やました:よろしくお願いします。やましたりなです。お久しぶりです。

WELCOMEMAN:さっき話してたんですけど3年ぶりぐらいそうですね。
 だからコロナ前にイベントとかでお会いしてて、コロナ期間全く会わず、この間のイベントにも出ていただいてという流れがあって。

やました:ありがとうございます。

WELCOMEMAN:そうなんですよ。今回のこのポッドキャストはもうやましたりなをどれぐらい深掘りできるかなんですけど。

やました:何聞かれるんやろ。怖いな。

WELCOMEMAN:前半はシンプルに音楽に出会ったきっかけから今までのこの活動の経緯みたいなことをちょっと聞きたいなと思ってるんですけど、だから、僕はやましたさんは奈良県出身でシンガーソングライターとしてすごい活発に活動してるっていうところのイメージから深掘りさせてもらいたいんですが、音楽と出会ったきっかけとか音楽するきっかけはどのタイミングだったんですか?

やました:そうですね。小さいときから私、家族もカラオケ大好き一家やったんですよ。もう生まれて半年ぐらい、まだ赤ちゃんの段階からうちのお母さんがカラオケ大好きで連れて行ってくれたらしくて子供ながらに歌う人になりたいみたいなのがざっくりあったんですけど、今のこの弾き語りスタイルになったのが、高校時代ぐらいでちょっと一瞬、不登校みたいな時があって、そのときに阿部真央さんっていうアーティストをよく聴いててそれでギター弾いてみたいなって思うようになってそのときちょうど地元の駅でストリートミュージシャンがよくストリートライブをしてたのをみてギターが弾けたらここで歌えるかもって思って、ちょっとストリートライブやってみようかなって思ってやり始めたのがきっかけです。

WELCOMEMAN:高校のときにそれはオリジナルじゃなくて、それこそ幼少期によく連れて行ってもらったカラオケの音楽に慣れ親しんでそのアーティストのカバーをしていくみたいなことですか?

やました:いやでもそれも小さいときに思い描いてたときのアーティストは歌って踊れるモーニング娘。とか中学時代では倖田來未さんとか、ああいうのを私は想像してたんですよ。
 でも阿部真央さんに出会ってギター弾き語りやバンドっぽい感じのスタイルでやってるっていうのもかっこいいなと思って、私はこっちでいこうって決めてからギターを始めてストリートライブし始めたときはもうコードがやっぱり覚えるのが難しくて阿部真央さんの曲って比較的簡単で覚えやすいんですよ。だから阿部真央さんのカバーばっかりしました。

WELCOMEMAN:なるほど。さっき高校のときにちょっと不登校なときがあったみたいな話、どこまで言えるかどうかあるかもしれないけど、やっぱり多感な時期で社会とのずれとかそういうことがあったみたいなことですか?

やました:それもあったかもしれないけど、なんかどっちかというと結構、人間関係というか、中学校の時に仲良かった子たちと一緒の高校に行けたんです。
 受験して受かって通いだしたんですけど、最初その子らとずっと仲良くしてたんですけど、女子特有の喧嘩になっちゃってそこから違う子と仲良くしようと思った頃にはもう他の子の輪が出来上がってて、それでなんか楽しくないってなっちゃって学校に行かなくなったときに阿部真央さんの曲って、一緒に病んでくれる曲とかなんかこういうのあるよなみたいな共感してもらえる曲がめちゃくちゃ多くて、元気もらって。

WELCOMEMAN:だから音楽が好きだった幼少期それが実際自分が言葉に出すときに刺さった阿部真央さんのメッセージとか、女性としての考え方みたいに興味を持って、ハイブリッドしてストーリートライブし始めるみたいな。

やました:そうですね。

WELCOMEMAN:なるほどね。自分にとってはその人間関係が何かいろいろあったことによって、音楽がより力になっていったみたいなことやと思うんやけど、まさにそのタイミングで自分でもオリジナルを作ってみたいっていう意識がどんどん芽生えてきたって感じかな?

やました:そうですね。阿部真央さんのカバーしてたんですけど、他のアーティストの方もしようと思ったんですよ。最初は。だけど難しいなってなっちゃって、自分が知ってるコードで自分で曲作ってしまえば、簡単なコードのまま歌えるじゃんってなったところきっかけで作詞作曲し始めました。

WELCOMEMAN:すごい選択肢。難しいから全部作った方が早いってことですね。いやでも阿部真央さんってそういう意味ではシンプルなコードで簡単だけど、めっちゃ刺さるって。

やました:そうなんですよ。めちゃくちゃ究極じゃないですかそれって。すごいなと思って。

WELCOMEMAN:そこから実際オリジナルとかを混ぜながら、いわゆる大阪のシーンに出ていくみたいなことですか?

やました:最初は地元でずっとやってて、そこから奈良のライブハウスとかに自分が遊びに行くことが多くなって、出てみたら?みたいな感じなってしばらくはNEVER LANDっていうライブハウスで弾き語りのイベントでたりとか、ストリートライブしてましたね。

WELCOMEMAN:どんどん関西圏に出て行くことが多かったりしていって出ていったみたいな。

やました:実はそんな奈良でよくその相談にのってくれてブッキングもしてくれてた担当の方と大喧嘩したのでもうここには出ないってなって大阪のライブハウスに出始めました。       
 自分の思ってる考え方とちょっと違ったみたいなことがあって私が大人げなくて、まだ子供やったんでそのときから大阪のライブハウスとかによく出て行くようになっていきましたね。

WELCOMEMAN:なるほど。そんなきっかけがあったんですね。後半にちょっとその辺を聞きたいなと思います。
 大阪に出ていっていわゆるオーディションイベントだったりとか、同じシンガーソングライターの界隈の仲間たちのイベントに出たりとか、自分自身でやったりとかみたいなことを続けていく感じですか?

やました:そうです。そこからはストリートライブが公認でできるオーディションがあって、それに受かったら場所を提供してくれるMUSIC BUSKERっていう企画があって、それがグランフロント大阪とFM802がタッグでやってるやつなんですけど、それに受かったのとライブハウスもちょこちょこ出るところが増えていって両方やっていくみたいな感じになりましたね。

WELCOMEMAN:なるほどね。そうかもうギター1本持って本当にずっとライブ活動をやっていったっていう流れの中で自分がこの活動の中でこれはすごい嬉しかったな、すごい自分が活動しててよかったなとかって思えることってあるんですか?

やました:いやでもほんまに大阪でライブハウスに出始めた頃はほんまにお客さんがいなくて動員が0人とかのときもめちゃくちゃあったんですけど、そのMUSIC BUSKERのおかげでストリートライブで知ってくださるお客さんがだんだん増えていって、そこからライブハウスに来てくれる人も増えていったのでMUSIC BUSKERが私の中ですごく大きいかもしれないです。

WELCOMEMAN:やっぱり1人ずつファンの方が増えていくっていう実感もあったんだ。

やました:そうです。ほんまに最初からもう目の前に誰もいないみたいなところからストリートライブをスタートしてて、私もどうやったら人が止まってくれるんやろうっていうのを感覚的ですけど探っていってて、1人、2人と増えていくっていうのを目の当たりにしてその結果、MUSIC BUSKERの年間で頑張った人が選ばれるアワードがあって、その年に優勝っていうんですかね。アワードが取れて2018年ぐらいかな。
 自分でもそんな想像してなかったんですけどそれってそこで周りの人も頑張ってることをわかってくれてたんや、お客さんも評価してくれたんやっていうのをすごい感じて、自己評価よりも周りの人の方がすごいと思ってくれてるっていうのを体感して、頑張って良かったって思えました。

WELCOMEMAN:0からスタートして、お客さんが増えていってくれてアワードが取れたっていう力はすごい自分でも実感あるけど多分取れたことを喜んでる人たちの顔を見て、余計に嬉しいですね。

やました:めちゃくちゃ嬉しかったです。

WELCOMEMAN:そうか。でもそれは忘れられへんよね。逆に活動してて、これはきつかったなみたいなことってあるんですか?

やました:きついことだらけですけどね。正直。なんだろう一番って言われたらでっかいライブをやるぞって決めて、その後にコロナ禍にぶち当たりそのイベントがもうコロナ禍真っ只中になっちゃったりとか、それで自分でチケット届けるにも届けられへんってなって結果でもやってみたら目の前にお客さんがいてないみたいな状態だったときがあって、それがきつかったかな。
 自分の中で一番でかいワンマンライブで結構大規模なライブをしようって思ってやってたんですけど、タイミング悪くコロナ禍に当たったときがあって、それで結果が出ないし、自分であがいてもどうにもなることじゃないっていうそれがつらかったかな。

WELCOMEMAN:なるほど。コロナに対してもいろんな意見があると思うんですけど、個人としてはそのコロナに対してどういうふうに感じたんですか?
 例えば世間を見たりとか、ライブに来れない状況でも来たいって言ってくれる人もいてるけど、でも無理して来てとも言われへんしみたいなって。

やました:私はよくストリートとかライブハウス主体でやっているアーティストだから目の前にお客さんがいるライブができへんっていう時期がコロナ禍は多かったので、そのときはどうしようってなりましたね。
 自分のやってきたやり方がもう何もできへんかなって思っていた時にオンラインライブ配信だよみたいなのがだんだん増えていったときに、やっぱり生で伝わるのと映像を通して伝わる音って全然違うじゃないですか。
 収録されたやつとかを後で見返したときにうちこんな歌下手くそやったみたいなこととか、それを観てもっと頑張ろうってなってできたのは良かったんですけど、あのときはちょっと悔しい気持ちにはなりましたね。なんか自分のやり方で通用せえへんなって、今までやってきたやり方が。

WELCOMEMAN:ぶち当たるもんね。

やました:もうぶち当たりましたね。完全に。

WELCOMEMAN:なるほどね。この経験を経てコロナがどんどん明けてきて、普段の生活が戻ってきたと思うんですが、2023年これからこんなことしたいみたいなことあるんですか?

やました:そうですね。今年で私、30歳になるんですよね。音楽をしようと決めたときに30歳までに売れたいっていう自分の中の目標があってその年にぶち当たっるんですけどね。
 だから今年は勝負の年やなって思ってて、そのために足がかりとなる1枚のミニアルバムを作りたいって思います。
 それを応援してくれてるファンの皆さんと一緒に作りたいなと思って、2022年の12月からクラウドファンディングを始めまして実はそれが達成できて今年の5月にミニアルバムをリリースすることが決まりました。

WELCOMEMAN:そのクラウドファンディング自体の目標設定がアルバムを出すことで皆さん応援してくれたんですね。

やました:そうです。皆さんのおかげです。

WELCOMEMAN:実際これはもう達成したっていうことなので、ミニアルバムの発表はどっかのタイミングで絶対される?

やました:5月って言っちゃってるんで5月にはリリースが決まってます。

WELCOMEMAN:それを皮切りに、自分の集大成を2023年やり切るみたいな。

やました:そうですね。

WELCOMEMAN:情報解禁していく順番もあるので言えないかもしれませんが、ミニアルバムの他にどんなことを企んでるんですか?

やました:ツアーとかをしたいなと思ってて、でもなるべくたくさんの場所に歌いに行きたいなと。
 それこそコロナが明けてはないんですけど1年ぐらいライブをやってなくて、そこからちょこちょこできるようになってきて今、私めちゃくちゃストリートライブしてるんですよ。ほぼ毎日のようにね。
 去年、大阪に引っ越してきたっていうタイミングがあって、めちゃくちゃいろんなところを歌いに行ってるんですけど、大阪以外にもいろんなところに自分の歌を届けに行きたいなって。

WELCOMEMAN:なるほど。ちなみに奈良から大阪までってお話あったけど、他の県で言うと上はどこから下はどこまで行かれたんですか?

やました:今までの経験では関東は東京、真ん中では名古屋、あと九州では福岡とかも行ったことあるんですけど、最近は全然できてなくて去年1年は東名阪ツアーみたいな感じでこの3つは回ってたんですけど、今年はもっとたくさんのところに歌いに行きたいですね。

WELCOMEMAN:なるほど。ミニアルバムをきっかけにどんどんいろんな場所に行くんですね。
 ポッドキャストを聞いていただいてる皆さんぜひライブ情報とか、SNSもチェックしてください。お願いします。
 後半はまた違う角度でいろいろ質問していきたいと思いますのでよろしくお願いお願いします。
 さあそれではやましたりなさんから2曲目を紹介していただいてよろしいでしょうか?

やました:話の中でもたくさん出てきてコロナ禍の話なんですけど、コロナ禍がちょっと薄まってきて、ちょうど1年ぐらいしたときに私はストリートライブでたくさんの場所で歌いに行こうと思ってストリートライブを頻繁にしたんですけどそれこそ東京とか名古屋で歌いに行ったりしたときに思うように歌を届けられなくて悔しい思いをして、帰ってくることが多かったんですよ。
 そのときに書いた1曲なんですけど、悔しいことがたくさんあるし、思うようにいかなくてすごい悔しい思いをしてるんですけど、でも応援してくれてる皆さんがやっぱり希望やなって思った1曲です。聞いてください。「キャリーケースは重いままで」


お送りしたのはやましたりなで「キャリーケースは重いままで」でございました。後半もぜひともお楽しみいただければと思いますが、久しぶりの再会でやっぱりシンガーソングライターとして歌が大好きだから、本当に目の前にいている人たちにメッセージを届け、そして自分のメッセージや歌詞その思いが共有できたとき繋がったときにそれがファンとしてそして何か同じ空間をともに過ごしたことでできる繋がりとかそういったことを音楽で続けてきたんだなっていうのを非常に感じましたね。後半もそういったやましたりなが感じている音楽、体験している音楽、人生をかけた音楽みたいなところのエピソードもいろいろ伺ってますのでぜひお楽しみに。最後は少しお知らせをさせてください。
 私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとしていろんなプロジェクトに関わっております。
 音楽ストリーミングプラットフォーム・SHINKUKANライブストリーミングや撮影、ライブイベントが行える次世代のクリエイティブスタジオ・STARTRECのプロデュースも行っております。
 また、WELCOMEMANがCEOを務めるブラッシュミュージックでは、新人発掘および育成、音楽や映像コンテンツの制作、イベント制作、ビジネスコンサルなども行っております。
 将来の夢はグラミー賞主要4部門のトロフィーをゲットすることです。 
 そしてこの番組タイトルでもあります「SHINKUKAN」とは、日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたオリジナルコンテンツが見放題の音楽ストリーミングプラットフォームであり、クリエイターやアーティスト向けの活動サポートも行っております。
Spotifyを含めた全世界の音楽配信、ライブストリーミング配信、チケット券売まで様々な活動サポートを用意しております。ぜひ、下記のオフィシャルチャートサイトをチェックしてください。


この続きはSHINKUKAN PODCAST#121になります。
こちらのテキストバージョンも近日公開予定です。お楽しみに。

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