SHINKUKAN Podcast#125 スペシャルゲスト「天才凡人」Part1
SHINKUKAN Podcast#125 スペシャルゲストに天才凡人の3人をお招きしたトークの前半のテキストバージョンです。
おはようございます。音楽プロデューサーそして音楽グローバルマーケッターのWELCOMEMANです。
この番組は世界で今最も注目を浴びているアーティストから世界のミュージックアワードに関連する楽曲を紹介しつつも、日本の素晴らしいアーティストや音楽もお届けしていきます。
世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。
さあということでスペシャルゲストアーティストウィークでございます。
本当に濃厚なトークセッションを繰り広げております。今回のスペシャルゲストは天才凡人。メンバーの3人の方にお越しいただいております。
感想は後ほどいきましょう。とにかくトークセッションを皆さんぜひ楽しんでください。まずは楽曲紹介しましょう。天才凡人で「裏tokyo」
WELCOMEMAN:さあ、お送りしたのは天才凡人で「裏toyo」でした。今回のスペシャルゲスト・天才凡人の皆さんです。よろしくお願いします。
MiNE:改めて私がリーダーでボーカルのMiNEです。お願いします
SHMADA:DJのSHIMADAです。よろしくお願いします。
Hyonn:ボーカルのHyonnです。よろしくお願います。
WELCOMEMAN:初めましてというか、ライブをご一緒させていただいてて、深く話をさせてもらったことがないのでこのタイミングで天才凡人を深掘りみたいなことでやっていきたいと思います。
ライブパフォーマンスを見てもバランスもすごいですし、トークも面白いですし、キャラクターも際立ちまくってますから。なので活動されて、今年11年目ですか。
そこに至るまでの経緯などを前半にいろいろ伺いたいなと思っておりますのでお願いします。
まず結成のタイミングというか、天才凡人になったタイミング、きっかけっていうのはいつごろなんですか?
MiNE:タイミングはそれこそ11年前にその当時やってたグループを解散して、ソロでやってたんですよ。それで歌ってるときにDJ SHIMADAがDJをやってなくて裏方のトラックメーカーっていうときにソロの曲とかをずっと作ってくれてて、僕も個人でもライブやってたんですよね。
でライブやりながらその当時、音楽仲間がちょこちょこいて、一緒にライブやる中でWHITE JAMっていう今、結構頑張ってるグループのSHIROSEってボーカルのやつからお願いがあると、お兄ちゃんが歌声めっちゃいいねんけど中身くそすぎて1人で何もできへんから面倒見たってくれって言われて、そんなキングボンビー無理じゃって言って断ってて、でも頼むキャラ的にはおもろいから、合うと思うからって言われて、1回会うだけでもいいからって連絡先を聞いて、何回か連絡をとってその日に会おうって当日、SHMADAのスタジオでって。
でもその当日に今日やっぱりやめとくわってドタキャンを2、3回されて、それから初めて会って一緒にお酒飲んで、同い年で意気投合して、そこから何か1曲だけフィーチャリングで、Hyonnを呼んでやってみようかなって1曲やったんですよ。
それでライブもやったんですけどライブやったことないし、お客さんの煽りとかもやったことないからさんまを焼いてるおっさんみたいな手の振り方で無理だろうなと思ってたんですが気づいてたら付き合ってるみたい感じです。告白もしてないのに。
WELCOMEMAN:Hyonnさんこれは事実確認は問題ないですか?
Hyonn:問題ないです。ペラペラのライブしかしてませんでした。内容のないライブしかしてない。
WELCOMEMAN:もう預かったみたいなことですね。
Hyonn:預かってもらいました。
WELCOMEMAN:いいですよね。この話がざっくばらんにできるってすごいな。
普通は「預かってない俺は」って言うところをHyonnさんはその通りでございますっていう。
Hyonn:なんでも受け入れてくれるから。
WELCOMEMAN:収録中もポッドキャストなんですけどちゃんとお辞儀されたり。
なるほど。そこから活動が本格的に始まって楽曲制作をご一緒に皆さんとされながら曲を作っていって活動が始まる。
先ほどリハーサルでも話しましたけど、皆さん大阪と京都出身で東京で結成されたんですよね。
MiNE:そうですね。
WELCOMEMAN:なるほど。その状況でまずは東京のライブハウスからライブをしていくような流れになるんですか?
MiNE:そうですね。東京のライブハウスでやり始めて、そのフィーチャリングからやっぱりこの天性のキャラクターもあってお客さんから頑張ってる俺より人気あったんですよ。
だからめちゃめちゃ頑張って裏方とかやってる俺より人気あったんでいけるなって思って、なんかそれこそ、今でも覚えてるのがお前1人やったら300人ぐらいしか見えへんけど、Hyonnやったら何千人が見えるわみたいなことを言ってて、今それは全然、叶ってない。
Hyonn:まだ見えてませんね。
WELCOMEMAN:でもそれって逆に皆さん受け入れるのもなかなか自分の中で葛藤があったんじゃないですか?
MiNE:ありましたね。今まで何組かバンドも含め、そのユニットも2、3個解散したりもして、やっぱり組むと言うたら恋愛と一緒で付き合うといずれ別れがくるみたいな感覚もあるじゃないですか。
だからいつか別れるのにっていうなと29歳で結成したんで、29歳から新しいユニットってと思ってそういう葛藤はありました。
WELCOMEMAN:その葛藤の中でも1個ずつライブを重ねていって、ライブが終わった後にもっとこうしようかみたいなことをしていきながらどんどんブラッシュアップしていくみたいなことですか?
MiNE:でもね最初その当時まだSHIMADAがDJじゃなかったので2人組だったんですよ。
WELCOMEMAN:なるほど。
MiNE:最初の頃はHyonnがめちゃくちゃ嫌いだった。僕はどっちかという勝手にですけど、世話焼きで全部物事を順序立ててやったりするんでHyonnが自分と真逆で良かったと思います。
もし自分と同じだったらもっとぶつかったなと思う。割とこれどう?って言っても、いいと思うみたいな。なんか切磋琢磨してってるって感覚が結成当初って欲しいじゃないですか。だからちょっと歯車がちょっと狂ってたときとかもやっぱりありました。
WELCOMEMAN:そうなんですね。
SHIMADA:頑張らんでも人気が出るっていう。
WELCOMEMAN:3人で言うとSHIMADAさんはどういうキャラクターの立場でやるんですか?この2人のこのやり取りを見て。
SHIMADA:僕もそんなに考えてステージで立ち回りするタイプじゃないんで一応気にしてるのはMCとかで2人がスベったらウケるまでスベり倒すタイプですよね。
WELCOMEMAN:そういうときは背中でわかるんですか?
SHIMADA:どう考えても早口で余計焦って余計ウケへんっていう。
WELCOMEMAN:いやあそういう意味ではすごいバランスいいですよね。
MiNE:SHIMADAが入ってくれて僕も相談できるし、HyonnもHyonnで相談できるし、偶数より奇数がいいって言うじゃないですか。分かれないので。
WELCOMEMAN:結成してから何年目にどうするとか目標がメンバーで決まり始めると思うんですけど、まず一つ目の目標になったときってどのターンなんですか?
Hyonn:最初だから結成してからワンマンやるまで2年ぐらいかかった。そこに向けてそれを満杯にしようっていう当時、渋谷のCLUB asiaだったんですけど。
チケット発売したら3分で即完したんですよ。次のワンマン調子に乗って大阪でやったら全然売れない。なんかお祝いみたいな感じだったんですよ。
WELCOMEMAN:そのときにはもう勢いに乗ったわけですよね。
Hyonn:もういけるなと思って。
WELCOMEMAN:東京のその次の2回目はどこだったんですか?
Hyonn:2回目は渋谷のWWWか。
WELCOMEMAN:それは即完だったんですか?
Hyonn:いやもう死ぬほど残りました。
WELCOMEMAN:なるほど。この1回目のCLUB asiaから2回目の渋谷WWWまでの間はいろいろあったと思うんですけど例えばメンバー間の中でこういうふうに喧嘩したとか、ここは合わなくて、大きい波が来たぞというかちょっとうまいこといかへんかった時期みたいなお話もやっぱり伺いたいなと思うんですけど。
MiNE:上手くいけかなった時期やっぱりなんか思うようにね自分たちの動員とか、波に乗っていかないときとかはやっぱり解散っていう話もあったり、Hyonnとかもサラリーマンやりながらやってた時期もあって、シンプルに生活できなくなってくるじゃないですか。
特に売れないときの苦しさって遠征とかライブは増える、でもバイトはできない。
WELCOMEMAN:いやすごいわかります。
MiNE:っていう一番の地獄のルーティンに入ったときに、やっぱりそこらは精神的にくらいましたよね。
WELCOMEMAN:なるほど。移動が多かったりとかもするわけですもんね。
しかももうずっと一緒にいてるから、なかなか金銭的にも難しいし、超えていかなあかんからメンバーの中でもクリアにしていかなあかんみたいな。なんかどこかで喧嘩になったときとかないんですか?
Hyonn:喧嘩はないっすね。
MiNE:喧嘩はないんですけどHyonnさんがある日突然にこれもう無理やなってなったりとかはあります。
それをなんか、僕らとしては僕とSHMADAはそういうふうになったときのために作家を始めてたんでなるべくバイトせずにと思ってたんでHyonnさんが何とか続けれるようにいろいろやり方考えてとかっていうのはありましたね。
だからもうちょっと若かったら喧嘩なってたんかな。年齢が29歳で結成してるんで。
Hyonn:もう落ち着いてたので、逆に相手のことを考えるようになってしまう感じです。
WELCOMEMAN:でもそのときにHyonnさんからちょっと俺も無理かもってなったときは相当ハードスケジュールでしたか?
Hyonn:事務所に入るタイミングで仕事も辞めたんですよ。音楽1本でいこうと思って。
こんなちょっと生半可な気持ちじゃあかんと思ってちゃんと辞めたくなりましたね。
WELCOMEMAN:なるほど。その音楽の道1本で行くって…
Hyonn:こんなきついのかと思いました。
SHIMADA:なんかよっぽど追い詰められていたのかわかんないすけど、地元に帰って京都でバスの運転手をしたいってそれを聞いたときに相当病んでんなお前って思いました。
Hyonn:1回東京から消えようと思って、やめるなら地元に帰って何かしらしないとあかんなと思ったときに、給料がいい仕事って何だろうと思ったら、市のバスの運転手がすごくいいっていうのを先輩から聞いてそこで働こうかと思いました。
WELCOMEMAN:そのとき2人はどうだったんすか?それ聞いたときに。
SHIMADA:もうそんなんやって続くんかいなこいつと思いましたけど。
MiNE:音楽をやってる時もちょっとぶっ飛んでるじゃないですか。続かんやろっていうか何か僕ら的にもやっぱり心配で友達から始まってるじゃないですか。
紹介されて、意気投合してから結成したのでシンプルに心配だったんで、いや絶対後悔するやろうとか、一度ステージに立つとそれこそ中毒みたいに何か物足りなくなっちゃうかなみたいなことはありましたけどね。でも後々聞くとSHIMADAには先に相談したんやろ?
SHIMADA:ほんのりとは。
Hyonn:そんなほんのりというか言うタイミングがなかったぐらいでなんかたまたま会ったときにちょっときついかもしれんわって明るく言った感じですね。
WELCOMEMAN:そのときに察したんですか?これは本物のきついやつやなって。
SHIMADA:きついっぽいと思ったんすけど、その数日後にライブ会場の楽屋で事務所のスタッフの人と何かボソボソ、いやもういつぐらいにはもう発表してるからみたいな。
WELCOMEMAN:そこまでいってたんですね。情報解禁日まで決まりかけてたわけですね。
MiNE:詳しく言うとスケジュールで2、3ヶ月先のライブのブッキング来てますけど、どうしましょうか?って言われたらその頃にはおらんかもしれんしなみたいなこと言ってて、遅い!どのタイミングで言ってんねんってなって。
Hyonn:ずっと言ってなかったんです。もうとりあえず、このまま続けて来月、再来月ぐらいでやめますって言おうと思ってるんでってスタッフの人には言ってて、この辺ぐらいやめるわ、ライブとか入れておいてみたいな感じで。
WELCOMEMAN:それ何年ぐらい前なんですか?
Hyonn:4年、5年ぐらい前ぐらいかな。
WELCOMEMAN:2018、19年ぐらいですね。事務所の方には言ってたんだけど、メンバーには言ってない?
Hyonn:言ってないですね。言えへんなと思って。
WELCOMEMAN:そうですよね。
Hyonn:ちょっと酷やなと思いながらも、自分の中でもやっぱり続けたいのと辞めなければいけないっていう葛藤があったんでどうしようかなって自分なりにいろいろちょっと考えたんですけどこれは言えへんなと思って、このまま話が流れへんかなと思って。
情報解禁日も刻々と迫るってくる中2人に何も言わへんまま、SNSとかで、Hyonnの脱退についてみたいな。
WELCOMEMAN:2人はこれを見ていやいやみたいな。
Hyonn:そうそう。そんな感じだった。
WELCOMEMAN:なるほど。どっかのタイミングでぽろっと言葉が出たというか、知ることになってってことですか?
MiNE:それでその話聞いた後に僕とSHIMADAが作曲家の方でスウェーデンに出張やったんですよ。
成田空港に向かうときの渋谷の駅のホームでHyonnさんが楽屋で辞めるって話をしてたけどどうするみたいな話になって、それで2人でどうしようかみたいな感じで言ったのを覚えてますね。
WELCOMEMAN:そのスウェーデンに行く前ですか?
MiNE:前ですね。
WELCOMEMAN:すごい今からいくぞみたいなタイミングで。そこから今、戻ってこられてまたこの話は後半にもいろいろお話しますけど、無事に天才凡人が前を向いて、再スタートみたいなことが起きて、2023年まだそこまでの経緯もちょっといろいろ伺いたいんですけどやってきたと。
2022年、特にちょっとこのコロナのタイミングもあったんでちょっとこの辺も伺いたいなと思うんですが、この2020年から2年ぐらい活動としてはどういうことをやられてたんですか?
MiNE:オンラインライブとか、僕らは他のアーティストさんと比べて、割とそんな動いてなかったです。
なんか正直言うと、結構コロナ前に僕も結構ちょっと落ちてたんですよ。上手くいかないこととかあって。ただちょっと自分の中で1回リフレッシュというか、オフにしてみようという。
だから発表してない活動休止みたいな。俺的には。もうこれ初めて言うぐらいですけど、曲とかは作って出してたりしましたけど、そのときにライブもなくてライブがないってことはこういうことなのか、だからその疑似体験みたいなったから、それが逆によかったなと自分では思います。
WELCOMEMAN:見つめ直す時間になったっていうことですよね。SHIMADAさん、Hyonnさんはそのコロナのタイミングっていうのはどういう活動をされてたんですか?結構のんびりしてたとか、新しい趣味を見つけたとか。
SHIMADA:ものすごくのんびりしてたんすけど、まだコロナ禍になりたてぐらいの頃に1回3人で話したことあるよな。
活動どうするかみたいな。そのときになんかうっすら多分Hyonnも思ったと思うんすけど、MiNEがちちょっと疲れてるてるなみたいな。
WELCOMEMAN:察したんですね。タイミング的にも落ちてるタイミングやなみたいな。
Hyonn:一応2人でモチベを上げるようにしていこうかみたいな感じで言ってたんですけど。
MiNE:いいやつやな。
WELCOMEMAN:収録中に感じるメンバー愛を今、ここで確かめて。いいですね。なるほど。アフターコロナに向けてライブ活動も戻ってこられてると思いますし、リリースもねあると思うんで2023年はどういった活動していくみたいなことを最後にちょっと伺いたいんですけど。
MiNE:今、自分たちの中でも去年から挑戦的な曲の制作とかしてるので、それの集大成みたいなものを出せたりとか、あとツアーとかもやりたいなとか思ってるんですけど。
WELCOMEMAN:なるほど。さらに今以上、今まで以上に加速して活動していこうみたいな。
MiNE:そうですね。
WELCOMEMAN:情報解禁がまたできるタイミングがあればSNSとか見ていただければ、ライブとかもどんどんね決まっていってますし、大阪でもしていただいてまたよろしくお願いいたします。
では皆さんぜひ後半も楽しみにしていただきつつ、最後に前半の2曲目を皆さんの方から紹介していただいていいでしょうか?お願いします。
MiNE:天才凡人で「NON-FICTION」です。
お送りしたのは、天才凡人で「NON-FICTION」でございました。前半いかがでしたか。後半はさらに濃いお話を伺っております。
僕も終始なんかメンバーの3人で、目を合わす瞬間とか、逆に今、俺の番だぜってトークし始めてるこのタイミングとかね、現場でしかなかなか味わえない空気感を感じています。
ポッドキャストの音声上伝わってない部分があるかもしれませんがメンバー間もやっぱり長い間一緒にいてるので熟練した愛みたいなものがひしひしと感じました。
これからもう天才凡人さんの活動をWELCOMEMANとしてもいろいろ応援したいなと本当に心の底から思いまして、また皆さんに良い報告ができればなと思っておりますので、まずは後半戦楽しみに。ぜひチェックしてください。
最後にお知らせさせてください。私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとしていろんなプロジェクトに関わっております。
音楽ストリーミングプラットフォーム・SHINKUKANライブストリーミングや撮影、ライブイベントが行える次世代のクリエイティブスタジオ・STARTRECのプロデュースも行っております。
また、WELCOMEMANがCEOを務めるブラッシュミュージックでは、新人発掘および育成、音楽や映像コンテンツの制作、イベント制作、ビジネスコンサルなども行っております。
将来の夢はグラミー賞主要4部門のトロフィーをゲットすることです。
そしてこの番組タイトルでもあります「SHINKUKAN」とは、日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたオリジナルコンテンツが見放題の音楽ストリーミングプラットフォームであり、クリエイターやアーティスト向けの活動サポートも行っております。
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この続きはSHINKUKAN Podcast#に続きます。
こちらのテキストバージョンも近日公開予定です。お楽しみに!
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