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昔話はほどほどに、今とこれからを語ろう!  新見正則

同窓会に行きました

先日、中学校の同級生で集まりました。小学校、中学校、高校のクラスメートとはずっと音信不通でしたが、2013年にイグノーベル賞をもらったことをきっかけにFacebookで中学校の同級生から友だちと繋がりました。そして今回数人で集まりました。

 すっかり忘れていました!

しばらくぶりに会ってみると、同級生だったという記憶が蘇ってきます。しかし、僕にはその頃の記憶はほとんどないのです。当時は、発達障害と吃音で相当苦労していました。それを隠そうとして本人は苦労していたのです。隠そうと努力していましたが、話してみると、授業中に言葉が出なくて困ったことなども、同級生の何人かは覚えていました。

 つらいことは忘れて、楽しい記憶を作ろう

人間には、辛かったことや苦しかったことを忘却できる能力があります。幼少期にたくさんの記憶が残っているひとは、恵まれた幼少期を過ごした人だと僕は思っています。ほとんど記憶がない僕の幼少期ですが、両親との楽しかったことなどは、むしろ鮮明に思い出せます。辛いことをいつまでもコンピューターのメモリーのように詳細に記憶しておけることは本当に不幸だと思います。

さあ、これから何をする? 

僕と同級生ですからみんな65歳ぐらいです。昔話に花が咲きます。僕はたくさんの記憶が蘇りました。でも、じつは僕にとっては昔のことはどうでもいいことです。ある程度久しぶり感のアイスブレークが終わったら、自分たちの「今」を、そして「これから」を語り合いたいのです。前期高齢者の仲間入りをしました。さあ、これからの将来、何をしたいのか、また趣味に没頭したいのかなどなど、残された人生をいかに生きるかなどを語りたいと僕は思っていました。

僕は次のステップに進むよ

 数年前に大学を定年前に退職し、今は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアをベース薬として漢方治療を行っています。この生薬フアイアの啓発のZero to One が終了したら、自分のクリニックは誰かに任せて、または委譲して、次の何かをやりたいのです。

一緒にこれからを語ろう

 そんな新しいこと、これからのことを語り合いたいのです。年齢は僕より高齢でも、同級生でも、若くても問題ありません。昔話ではなく、今と、これからを語りましょう。わが国はこの30年間GDPが増えていません。国全体のGDPは2位から、中国とそして最近はドイツに抜かれ、現状4位で5位のインドが肉薄しています。2024年の1人あたりのGDPでは30位後半と予想されています。

いろいろな意見を交えて、語り合うことをしないと、この国は滅びかねません。既得権益を打破できなければ、年長者が基本的に得をします。既得権益を手にする機会が多いからです。まずは語り合う文化が大切と思います。両極端の意見を聞くことが大切です。メディアは政府の広報部隊に成り下がっていますから、個々の国民がメディアリテラシーを高める必要があります。

これからの挑戦に過去失敗を役立てて

 若い人が自分達の力で自分の未来を、そして国の未来を築くことが必要です。年長者は知恵を貸すだけでいいのです。年長者の知恵がほぼ間違いない時代は終焉を迎えています。いまは年長者の知恵を生かすよりも、若い人の奇抜な発想が必要です。過去に囚われず新しいことに挑戦するために、実は過去の失敗談が役に立つのです。

 死ぬまで新しいことに挑戦して生きよう

僕は死ぬまで新しいことに挑戦していきたいと思っています。今はがんの患者さんが大多数です。生存率を増やす作戦は生薬フアイアを併用することで大分貢献できています。

僕の「これから」となる生薬フアイア以外の次の作戦を探究中です。


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