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嫌いだけど正しい、と認める力  新見正則

2月24日は僕の誕生日!

なんと僕は65歳となりました。公的に前期高齢者の仲間入りをしました。
僕のZero to Oneの見本、スティーブ・ジョブズも2月24日が誕生日です。彼は僕より4歳年上です。
そして、2年前の2月24日、ロシアがウクライナに攻め込みました。ロシアは戦争という言葉を使っていないそうですが、誰が見てもロシアがウクライナの領土獲得を目論んだ戦争だと思います。

天才スティーブ・ジョブスと同じ誕生日、光栄です

地球上の多くの人が、携帯電話に内蔵されたコンピューターを持つとは誰も想像していませんでした。そして、その小型コンピューターを使用すると世界中の情報にほぼ無料でアクセスできます。世界中の人との情報交換も無料の時代になりました。そんな時代をスティーブ・ジョブズは遙か昔に描けていたのです。本当に天才だと思っています。そんな自分が描いた未来を自分の道具で創り上げたことに敬意を払います。

予想もしない戦争が起こるかもしれない

また、このなんとなく平和な時代(実は紛争は世界各地で起こっています)に、まさか国連の常任理事国のひとつが、武力で隣国に攻め込むとは誰も専門家は予想していませんでした。ロシアの西はウクライナですが、ロシアの東は日本です。そのロシアが北海道に攻め込むとは誰も思っていないでしょうが、それが現実になる日がゼッタイに来ないとは、もう誰も断言できなくなりました。

アメリカはどう動く?

今年の秋にはアメリカ大統領選挙があります。バイデン大統領の続投か、トランプ前大統領の再登板かと言われています。

トランプ前大統領は「自分が大統領になれば戦争はすぐ終わる!」と語っているそうです。多方の意見はウクライナ支援からの撤退で、現状を受け入れてウクライナの敗戦で終了というものです。一方、少数派の意見は、アメリカが今までにないほどの武力援助を行って、ロシアを恫喝するというものです。

日本はこれからどうなるの?

国を守るというイメージを多くの国民が、特に若い国民が持つ時期がそろそろ到来しているように思えます。「自衛隊が不要」という意見を以前ほどは聞かなくなりました。では、どうやって今後自国を守るのですか?

嫌いなことと、本当は正しいこと

直感的に嫌いな人が実は正しいことを言っている、行っていることがあります。僕は年末に行った岩崎先生の対談でそんなことを思いました。

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岩崎先生は僕に敵意丸出しでコメントをしてきました。直感的に嫌な感じがしました。でも、実際に話してみると、岩崎先生は賢い人で正直で、その発言のなかにはたくさんの事実もありました。直感的に嫌いなことと、役に立つ事実は分けて考えた方が得策です。

僕は、もちろん北朝鮮が嫌いです。拉致問題などがあり、まったく好きになれません。ところが、北朝鮮が自国を守る作戦、つまり核兵器を持ち、ICMB(大陸間弾道弾)を備え、原子力潜水艦を用意し、そして偵察衛星も所有するという作戦は、ある意味正しいのです。ウクライナが同じような武装をしていればロシアは簡単には手を出せなかったでしょう。

直感で嫌いなことと、そのなかにある正しいかもしれない事実は分けて考えた方が、自分にとって有益です。

そんな大人の態度が大切な時代になってきたと思っています。もうしばらくは、若い人に交じって、世の中の役に立つことを続けていきたいと思います。老害にならないように注意しながらね!


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