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北大路ハウスだより

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「北大路ハウス」は京都大学平田晃久研究室と京都の建築学生,新建築社による建築学生のためのシェアハウスです. マガジン「北大路ハウスだより」では, ●専門家に場づくりやコミュニティ… もっと読む
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#新建築社

利用者とつくり上げた空間が人を惹き付ける魅力に繋がる─田中厚生 (私設圖書館 館長)

京都大学平田晃久研究室と京都の建築学生,新建築社で,建築学生のための拠点づくり「北大路プロジェクト」をスタートさせました.その思考を広げるため,学生によるさまざまな専門家へのインタビューを行い,連載として紹介します. 今回は京都市左京区白川の京都大学にほど近い場所で40年以上もの間「私設圖書館」を運営されている田中厚生さんにお話を伺いました. さまざまな人がそれぞれの時間を過ごす場所を提供し続けている田中さんと共に,「北大路プロジェクト」における運営方法やルールづくりについ

ゴリラやサルの研究から見えてくる,身体を同調させる場所づくり─山極壽一 (霊長類学者/京都大学 総長)

京都大学平田晃久研究室と京都の建築学生,新建築社で,建築学生のための拠点づくり「北大路プロジェクト」をスタートさせました.その思考を広げるため,学生によるさまざまな専門家へのインタビューを行い,連載として紹介します. 今回は霊長類学者で京都大学総長の山極寿一さんにお話を伺いました.ゴリラやサルの研究から人間の家族や共同体の起源に迫る山極さんのアプローチと,「北大路プロジェクト」でのコミュニティのあり方を絡めながら議論していきます.インタビューの聞き手は,平田晃久さん(京都大学

マガジン「北大路ハウスだより」スタート! ─ 「北大路ハウス」について

2016年6月,京都大学平田晃久研究室と京都の建築学生,新建築社で「北大路プロジェクト」をスタートさせました. 建築学生のための拠点づくりを目標とするこのプロジェクトは京都大学平田晃久研究室が中心となり,さまざまなスタディやワークショップ,専門家へのインタビューを通じて,多くの人を巻き込みながらプロジェクトが進められました. 「北大路プロジェクト」の設計プロセス.3つのフェーズからなる. ①いくつかのスタディ案の中から「ふろしき案」を選ぶフェーズ. ②ふろしき案を前提に,