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終わりは心の中に

不安症の私は、いつも先のことを考えている。

やっかいな課題を解決しても
またやっかいな課題が出てきて、

親に似て合理的を求めすぎる性格のせいか、

自分で自分を苦しめているようで、

やっかいでもないことを
自分でやっかいにしているような

そんな気がしていた。

先日就活が終わり、社会に出る意識が出てきて。

となると
またまた他者からの評価や
生きていくための費用がどうのとか気になっている。

これが大人になっていくということなのか、
嫌だなあと言いながら受け入れる自分も嫌だ、
なんて思っている。

マイナス思考のスパイラル。
終わりがないなあ。

しかし、この不健康な状態をとどめておきたくないと、
無駄に向上心のある私は、どうすれば幸せになれるのだろうと
アンテナをピン!と立ててみた。

じっと日々に目を凝らしてみる。すると、

楽しそうにいきいき働くパートさんや、

バイトして生計を立てて好きなことをして生きる人たち、

色々な生き方をしている人が周りにたくさんいて、


今までお堅く生きてきたからか
幸せの形は多様であることを今になって知り、

私は不安というもので、
楽しい生活を取り逃がしているのだなと

感じるようになった。

忙しく、めんどくさい生活の中でも、
自分の生活を守ることが大事なのだろう。

大切な人との時間を大事にできること。

無心で写真を楽しむこと。

道端に咲いてる花を綺麗に思えること。

季節の移ろいに胸を弾ませること。

これが最優先であり私の幸せであることは
もう気づいていて。

この私のための幸せを守れる生活を
築いていけることができれば、

”私は幸せなのだ”ということにしておこう。

とはいえ、無闇に走りすぎる私を

どうにかなるさ、なんとかなるさ、どうどう、

と、落ち着かせながら明日も生きていこう。


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