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繊細が苦手な東京の街TOP3

第3位:新宿

歌舞伎町のイメージからかウシジマくんのイメージからか、ヤンキーがたくさんいる下水クサい街というイメージが強い。人の声量、電光掲示板、なにからなにまで音が大きくて雑多すぎて目がまわる。上京したての頃に新宿で男に「シャブやらない?」と声をかけられ、「シャブシャブ食べない?」ってことかと思って一瞬心が揺らぎかけたけど、以降警戒心も強くなった。何より、駅が広すぎる。西口と中央西口、南口と東南口は違う。上京したての頃、道に迷うのが恥ずかしいし人様に迷惑もかけたくなかったので、「新宿ダンジョン」というゲームで予習してから挑んだ。でもやっぱり全然わからないし、意を決して聞こうにも歩いてる人が全員「競歩か」ってくらい足速くて捕まらないしで、やっぱり苦手になった。

第2位:六本木

クラブも点在していて恰幅のいい外国人が多いので、歩いてたら背後からいつ刺されてもおかしくないと思い、なるべく避けている街。そもそも私は外国人が怖い(もちろん人にもよると思うけど、カラダが大きくて片手で軽くラリアットされただけで命に危険がおよびそう。根アカな感じも怖い)ので、どうしても警戒心が湧き出てくる。「蔦屋書店」や「美術館」もあり、街のどこかにはヒルズ族もいるらしいので、「品がいい街だよな…」と思うこともあるけど、六本木で集合したがる人は「お金持ちアピール(もしくはリア充アピール)したい元ヤン」だと思ってる。

第1位:表参道

どんな格好で、どんな顔して歩けばいいのかわからない街No.1。美容室、ブティック、カフェなど、"おしゃれの権化"みたいなキラキラしたお店が建ち並ぶため、その街並みにふさわしいキラキラしたオーラの人しか足を踏み入れることが許されない空気がある。そもそも美容室が苦手なのだから、石を投げれば美容室に当たる街が苦手じゃないわけない。万が一表参道に行くことになった場合、まずは雑誌などで行くお店の雰囲気やレビュー、お店に行った人の服装などをチェックして嗜み方を学ぶ。そしてそのお店に行った人の服装に似た服装を求めてネットショッピングに時間を費やす。行くまでの工程が多すぎる。そこまでして行くのに、肩身の狭い思いをして心がズタズタに砕けて帰ってくる。私がかわいそう。

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