私は、「私」を救う言葉を綴る。
こんにちは。桜小路いをりです。
「言葉で誰かの心を救えたら」と思うことがあります。
それは、たとえば私が何気なく綴ったエッセイでも、ひとつひとつの言葉を丹念に練り込んだ小説でも、短歌でも俳句でも、何でもよくて。
ただ、その言葉に触れた誰かが、「明日も頑張ろう」とか「今だけは、泣いてもいいかな」と思ってくれたら。
私の言葉に触れている時間が、心をゆるめて、その人らしくいられるものになったら。
そんなふうに、思うことがあります。
でも、「どんな言葉なら誰かを救うことが