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桜色の文箱

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気取らない手紙のように、日々のささやかでかけがえのない想いを綴ったnoteたち。「文箱に丁寧に仕舞って、時折大切に読み返したい」。書いている自分自身でもそう思える言葉を、綴ってい…
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2023年8月の記事一覧

お天気雨の儚さが、背中を押してくれるとき。

こんにちは。桜小路いをりです。 先日、オンラインで注文した本をブックオフのお店に取りに行くべく、お天気雨の中をお散歩しました。 別名、狐の嫁入り。 太陽の光を弾いた雨の雫がキラキラと輝いていて、空から水晶の粒が降ってきているみたいで。 遠くには、はっとするような鮮やかな青空が広がっていて。 幻想的な光景を眺めながら、ちょっとウキウキした気持ちで歩くことができました。 私は、お天気雨や、雨が上がってすぐの晴れが、とても好きです。 水溜まりがキラキラと光っていて。 雨

「靴紐」を結び直せるひと。/SixTONES「ABARERO」と共に。

こんにちは。桜小路いをりです。 先日、図書館で、雑誌『音楽と人』の今年の5月号を借りました。 推しのSixTONESが表紙を飾っていたのですが、最近は雑誌はあまり買っていなかったこともあり。 きちんと読むのは、初めてでした。 その中でSixTONESのメンバーが話していたのは、9thシングル「ABARERO」について。 その後の「こっから」「CREAK」のリリースのスパンからも分かる通り、「ABARERO」は、SixTONES初のドーム公演に合わせて急遽リリースされた