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社名に込めたNobless Obligeの精神

Nobless Oblige(ノブレス・オブリージュ)とはフランス語でNoblesse(高貴な)、とObliger(義務を負う)の複合語です。wikipediaによると「主に富裕層、有名人、権力者、高学歴者が『社会の模範となるように振る舞うべきだ』という社会的責任に関して用いられる」とあります。

なんだか、このwikipediaの解説だと義務感が強すぎる気がしますが、僕はもっとカジュアルに、「余裕のある人や知見のある人は率先して社会のために行動をしようよ」という意味で捉えています。ノブレス・オブリージュ、響きも良くて志高く、とても好きな言葉です。

株式会社nobiluに込めた想い

僕はもちろん貴族でもなんでもないですし、富裕層、有名人、権力者、高学歴者でもないのですが、志は高く持とうと、イタリア語のnobile(ノービレ・フランス語noblesseと同義)と、チーズが「伸びる」伸びや、自分たちの成長をかけ合わせて、屋号のCHEESE STAND とは別に会社名をnobiluと名付けました。

起業する前に起こった東日本大震災時では、当時立ち上げを共にしたドーナツショップのオーナーは古巣の大企業に戻ってしまい、私自身はマネージャーとして実質1番上の立場にあったこともあり、混乱する店の対応で精一杯であり、社会に対して何も動くことが出来ませんでした。

むしろ、経済を止めてはいけない、街のオアシスであるべきだと言う考え方から、余震が続く中、学生アルバイトを1人にしてしまう時間をつくってしまったりして僕の考え方を押し付けてしまったと、反省すべきことが多々あります。

その翌年に作った自分の会社ではしっかりと社会に貢献できる会社であろうと、心に誓い、nobiluという会社名に、nobileという意味を込めたのです。

起業家・企業家

楽天の三木谷社長が、神戸で所有しているホテル部屋を感染者に提供したことを受けての動画をNewspicksで見ました。

僕もとても小さな会社ではありますが、心は起業家の端くれだとおもっています。

自分たちの企業を存続することはもちろんのこと、自分自身の余った時間やリソースをできる限り、困っている人、今現在、不便なことの解決に使っていこうと動いています。

前回のnoteで書いたチーズの仲間との動きや、今回、配送伝票の効率化のビデオを作りました。

株式会社nobiluは、8年ほど続けているし、飲食業だけでなく小売や卸もやってきたので仕組みづくりや配送の効率化などきっと何か役に立てることがあるだろうから、そこで困っている人の助けに立つのではないかと思います。

今、みなさんが自分たちも大変な中、社会に対してなにか出来ないかと動いている姿に敬服するとともに、自分自身も、もっともっとスピードあげなきゃなぁと感じています。

また、CHEESE STANDとしてこのプロジェクトに賛同し、チーズを提供させていただきます。

皆で乗り越えていきたい。

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