言葉の持つ力を信じること | 中村勇亮さん
「人生で、最も心に残っている一作は何ですか」
映画、音楽、演劇、絵画、本……人生を変えた一作があるという方、そんな大切な作品への愛を止めどなく語れる方も多いのではないだろうか。
高松市の田町にある「本屋ルヌガンガ」は、そんな一冊との出会いが生まれる場所だ。店主の中村勇亮さんは、安定したサラリーマンの仕事を辞め、独立して本屋を開業するという道を選んだ。出版不況が叫ばれ、Amazonを始めとしたインターネットが全盛の中、決して安穏な道でないことは誰しも分かるはずだ。
なぜ、