新年のご挨拶と去年の7枚(洋楽編)

ご挨拶

 みなさま新年明けましておめでとうございます。2022年の始まりです。いつも年末年始はバタバタするのですが、ことしはバタ、程度ですみましした。元日の緊急出動もなかったし、電話での問い合わせもぱらぱら程度です。昨年あたりは元日から「今日やってますか?」的な問い合わせもあったのですが、今年はコロナもちょっとずつ増え始めているとはいえ全体としては落ち着いているせいか、静かなお正月を過ごしています。この年末年始はちょっといくつか原稿を抱えているんですが、まあ気が向いたら進める程度で済んでいます。あと論文のチェックもあるのですが、全体として「凪」と言ってよいでしょう。
 これから来る第六波とブースター接種の波にむけて、力をためる時期とでもいいましょうか。臨床に関しては。あと、知識についてすこしアップデートしようと思います。特に医学教育について改めて学んでみようかと。
 そして今年はすこしだけ前に進んでみようと思っています。ちょっと考えていることでは、インタビューをまたしばらくしたら再開してみることと、何らかの発信をしていくことにします。多分他のネット媒体とコラボしていくことになるでしょう。コロナもあるのであまり大風呂敷は広げないほうがよいと思いますが、すこしだけクリエイティブになってみようと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始の出来事

 これを書いている時点では正確にはまだ三が日は終わっていないのですが、年末ジャンボも300円しか当たらず、どこにも行かず家にこもって仕事、読書、映画鑑賞の繰り返しというまあいつもの平和な年末年始だったわけですが、一番のハイライトといえば31日に大晦日に食事をしに行った店で忘れ物をして、元日に取りに行って無事手元に戻る、という年マタギの忘れ物回収をしたことでしょうか。人生初。というか、お店が両日ともにやっていてよかった。あとは、ひたすら読書とインプット三昧でした。

これ見ました↓

面白かったです。SomethingとかLong and Winding roadとかああいう風に出来上がってったのか…ということの中間過程を見ることができる、とか、みんな仕事中から酒のんでたばこ吸いすぎだし。最後のルーフトップセッションで止めに来る警察官がすごい若かったり。まあ、でもポールマッカトニーはやっぱり天才だなと思いました。見どころは確かに満載ですが、長いのが難点です。あとLet it beを見てから見たほうがやっぱりいいです。でも正規版は出てないんですよね…

あわせてF氏おススメのこちらも観ました。面白かったです。ジョージとポールの関係などもう知っている人には当然の知識かもしれませんが… まあポールも今年で80歳ですからそろそろいろいろ聞いておかないといけませんよね。それよりオノヨーコって88歳なのか。


昨年の7枚(洋楽編)



いうことで7枚(洋楽編)

1枚目 Silk Sonic Leave The Door Open

ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークという超人気者が組んでフィリーソウル愛に満ちたアルバムをこの時代に蘇らせたアルバムです。メロウというかなんというか、日本人の心にも沁みます。恋するフォーチューンクッキーか。まあ、私トッド・ラングレンやホール&オーツが好きなもので。

2枚目 Arlo Parks Black Dog

アルロ・パークスはむしろ2020年によく聞いていたんですが、アルバムが出たのが2021だったので。声が素敵ですね。
フィービー・ブリッジャーズとのコラボによるこのRadioheadのFake plastic treesのカバーで知ったのでした。

3枚目 Weezer The end of the game

Weezerは昨年もう一枚Ok Humanというアルバムを出していたのですが、こちらはもろにハードロック・ヘビーメタル愛を示したアルバムVanWeezerを出したのでした。ちょっとまじかと思われるほどのアナクロなサウンドなのですが最後にはポップなWeezer節になるという不思議な一枚でした。夏頃よく聞きました。

4枚目 Parking lot Weather station

カナダ出身のTamara Lindeman率いるフォーク・ロック・バンドThe Weather Stationの通算4作目のアルバム。まあここ最近の流行りなのですが、しんみり系ですね。ハスキーな声がリラックスさせてくれるのでこれもコロナが凄かったころよく聞きました。ジョニ・ミッチェル風味です。


5枚目 Dry Cleaning Scratchcard Lanyard

ロンドンのポストパンクバンド Dry cleaningのデビューアルバムから。

Joy divisionのような、Sonic Youthのような曲調が気に入ってよく聞いていました。だんだん自分がおかしくなっていく感じ…すごい甘いポップスも好きなんですが同時になぜかこういうのも好きなんですよね。

6枚目 Olivia Rodrigo   Drivers license

 すごく人気があっていろんなところで耳にする機会も多かったです。ちょっと前のビリーアイリッシュにも似た雰囲気のいかにも今の時代の雰囲気を表している感じです。ビリーの新譜も良かったのですが前のに比べるとパンチにかけたので、2021年を代表する曲というとこれになるのかな。

7枚目 Japanese breakfast Be Sweet

2021年の洋楽ではアルバムを通して一番聞いたのはこのJapanese Breakfastのような気がします。ジャンルとしてはドリームポップ系になるのかなあ。でもすごくポップで聴きやすかった。

ということですが、全体としてすごく今年を象徴するような突き抜けたアルバムはありませんでした。ウィーザー以外はロック、って感じのアルバムもありませんでした。今年はどうなるのかな… まだライブにも行けそうにないし。特に、ラウドなものはまだまだ厳しいのかもしれません。

で、なぜか私は正月からピンクフロイド三昧。
原子心母ばかり聞いています。

今年もどうぞよろしく。

・・・続きます


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