しんじ🌱キャリアコンサルタント

近藤 信治|情報誌「ぱど」のバーチャルタウン「ぱどタウン」元開発者🙋🏻‍♂️(40万USER…

しんじ🌱キャリアコンサルタント

近藤 信治|情報誌「ぱど」のバーチャルタウン「ぱどタウン」元開発者🙋🏻‍♂️(40万USER/月間1.5億PV)|転職組で23年間勤めた会社を早期退職した直後、事故で骨折。失業中の身でリハビリしながらキャリアコンサルタント(国家資格)を取得。趣味はギター🎸

最近の記事

仕事を選ぶ上で大切なこと

このテーマについて、小中学生でもわかるようにお話ししてみたいと思います。実際に試したことはありませんが…笑。 仕事を選ぶということは、働き方を選ぶということです。そして、働き方を選ぶということは、「自分はどんなことをして人の役に立ちたいか?」を考えることでもあります。 なぜなら、働くということは人の役に立つことをして、「ありがとう」をたくさん集めることだからです。 人から「ありがとう」と言ってもらえると、その人から信頼を得られます。信頼を得られたら、お願いされることが多く

    • 障がいのある方が働くということ

      障がいのある方の就労支援に携わって4年が経ちます。一般的に「健常者」と呼ばれる方の就労支援と何ら変わりはないのですが、根本的に違う点は、機能的な障がいがあるために、「自分で気づく」ことが難しいということです。 つまり、内省や内観ができない。 キャリア自律に最も大切な要素が、不足しているのです。 ダイバーシティ、多様性の時代と言われて久しいですが、生産年齢人口(15歳以上65歳未満の働く人の割合)は年々減り続けています。このため、若年者だけではなく、高齢者も、子育てや介護で両

      • 女子が一生食べていける仕事選び

        このタイトルの本を書かれたのは、日本初のキャリアコンサルタントとしておよそ30年間、就職や転職など仕事にまつわる相談に乗ってこられた、上田晶美さん(ハナマルキャリア総合研究所 代表)です。 上田先生との出会いは、Twitterでした。僕のツイートにいつも「いいね」をして下さっていたのです。僕が本格的にTwitterを始めようと思ったのは、ちょうど国家資格キャリアコンサルタントという資格を取得した頃(3年前)で、上田先生の「いいね」はとても励みになりました。その後、clubh

        • 「ぱど」という名のフリーペーパー

          みなさんは、「ぱど」という名前のフリーペーパーをご存じでしょうか? 僕がこの「ぱど」という怪しい?(笑)紙媒体を知ったのは、B-ingという就職情報誌からでした。当時はインターネットが普及していなかったので、就職に向けての情報収集ツールは、紙媒体でしか存在しなかったのです。 「ぱど」とは、パーソナル・アドバタイジング(Personal ADvertising=個人広告)から名付けられた、フリーペーパーのことです。発祥は横浜にある会社で、関西では大手企業の子会社が直営で編集

        仕事を選ぶ上で大切なこと

          キャリアコンサルタントになってみて思うこと

          キャリアコンサルタントになって、3年が経ちました。改めて感じていることを、ここに記しておきたいと思います。 キャリアって、何でしょうか? まずここがはっきりしないと、キャリアコンサルタントという名称がボヤけてしまいます。似たような言葉で、キャリアカウンセラー、キャリアコーディネーターなどがあり、どれも意味不明です。そういう私も、キャリアデザイナーという言葉を平気で使っているので、人の事は言えません(笑)。 一般的に、キャリアは「轍(わだち)」と表現されています。サザンオ

          キャリアコンサルタントになってみて思うこと

          声でつながる開運人生

          「開運」…この言葉はとても魅力的です。 グッズなど身近なものにこの冠が付くと、思わず手に取りたくなります。 ここで改めて、考えてみます。 運って何だろう?運が開けるとは、どういうことだろう? 最近、福満景子さんの著書「声でつながる開運人生 クラブハウスで出会った魔法のことば!」を拝読しました。 福満景子さんは鹿児島県ご出身で、銀行員からNHK鹿児島放送局のキャスターを経て、現在はフリーアナウンサーとして、また人材育成コンサルタントとして、ご活躍されています。 僕はまだ、こ

          気づくということ

          僕は日頃、キャリアコンサルタントとして働いているが、就職が思うように進まない方とお話ししていると、自己理解が浅い(低いとは言わない、能力ではないから)と感じることが多い。 自己理解とは、その名の通り、自分を理解すること。 自分は何者か、何が得意で何が苦手か、自己分析の結果で得られる知識だ。 自己理解が深まらない要因はいくつかあると思うが、もっとも深刻なものは、「気づき」が得られないことだと、僕は思う。 たとえば、発達障がいのある方は、生まれつき発達に偏りがある。自らニュー

          嫉妬は生きる原動力

          先日ClubhouseというSNSで、妬みや嫉みについてお話しをされていたので、ここで僕なりの考え方を書いておこうと思います。 たとえば、オーディエンスがたくさんいる中で、ある特定の人が褒められていたとします。「あなたは頼りになるし、才能はあるし、とても素敵ですよね!」なんて。その人が自分の知らない方なら、ぜひお近づきになりたい!そう思うことでしょう。 ただ、その人が自分の知っている人ならどうでしょう? 「でもね、あの人、ああ見えて意外と…」って反射的に否定したくなる人

          置かれた場所で咲きなさい

          このタイトルの本(渡辺和子氏著)を手に取ったのは、およそ10年前だったように思う。ある大手企業の子会社で、疲労困憊になりながらもあくせく働いていた頃だ。 このタイトルだけを見れば、違和感を感じる人もいるだろう。当時の僕もそうだった。 置かれた場所が最悪だったらどうするんだ?劣悪な土壌なら、花を咲かせるどころか、枯れ果ててしまう。 そんなのは、偽善だ。まやかしだ。 だが当時の僕は、この本を実際に手に取った。それは、なぜだろう?なぜいま、僕の手元にこの本があるのだろう?

          置かれた場所で咲きなさい

          村上信夫さんとの出逢い

          皆さんは、村上信夫さんという方をご存じでしょうか? 村上信夫さんは、元NHKエグゼクティブアナウンサーとして、「おはよう日本」や「ニュース7」などを担当されておられた方です。35年もの間、NHKになじんでおられた方なので、ご存じの方も多いと思います。 現在は、「嬉しいことばが自分を変える」をテーマにした講演を全国各地で精力的に行っておられ、また東京・京都・大阪などでことば磨き塾(村上信夫ことばの種まき)を主宰されておられます。 そんな著名人でアナウンサーの方々にとっては

          就職?それとも就社?

          先日、ショックなニュースが飛び込んで来ました。 セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店、そごう・西武を売却する検討に入ったというニュースです。 不振の百貨店事業を切り離すのは致し方ないとは思いつつも、少し寂しい気持ちになりました。 というのも、僕は大学を卒業後、5年近く西武百貨店で働いていたことがあるのです。当時はまだバブルが弾ける寸前のところで、完全に売り手市場でした。 大学在学中にバラの包みの百貨店でアルバイトをしていたことから、流通業に興味が湧きました。そ

          わが親を人に預けて…

          この後に続く川柳をご存じでしょうか? 答えは…「ボランティア」です。 わが親を人に預けてボランティア。 少々シニカルですが、これは言い得て妙だと思います。 僕は40歳を過ぎてから約8年間、実家に帰って働きながら父親の介護をしていました。父親が70歳を過ぎた頃から認知症になり、母親の手に負えなくなったのです。 昼間デイサービスでお世話になり、朝晩だけ母親と一緒に介護をする…一見簡単なように思えました。それに何より僕は息子です。愛情があれば何とかなる…そう思っていました。

          計画された偶然

          あらゆる出来事は、偶然に起きるものと、必然として起きるものがあります。 必然として起きるものの代表としては、「死」ですね。人は必ず死にます。生きることは、死に向かうこと。万が一の事があっては…とよく言われますが、死は必然であり、「万が万」です。 では、今生きていられる事は?事故などに見舞われる事なく、今日一日を無事に終えられる事は?ある意味、偶然…奇跡と呼んでもいいかもしれませんね。 米国スタンフォード大学名誉教授のジョン・D・クランボルツは、大半のキャリアが「計画された

          転機からぼた餅

          雨が降っているのに、「いいテンキですね!」の声を掛ける男性。「天気?」と女性が聞き返すと、「転機」と書かれた本を男性が指を差す…あるCMの一コマですが、転機が訪れていたとしても、人はなかなかそれに気づかないものです。 僕は転職組で23年間勤めた会社を早期退職し、一念発起して介護業界に入ったものの、事故で骨折して2ヶ月間働けなくなり、その結果失業することになりますが、今思えば、それが僕にとって大きな「転機」でした。 シュロスバーグは、転機を2種類に分類して、定義づけました。

          55歳からのハローワーク②

          前回、55歳で初めてハローワークに行った時の話をしました。ハローワークでは55歳からシニア世代になること、またその世代の求人は、パートばかりで契約社員はほんのわずか、正規雇用求人は1件もないこと。それが現実でした。 いかに自分が馬齢を重ねて来たかがわかります(これを言うと、馬に失礼ですが…笑)。転職は慎重に。50歳を過ぎたら、特に慎重に。55歳を過ぎたら、会社にしがみついても絶対に辞めてはいけません。 介護職に就こうと一念発起して転職したものの、入社4日目で交通事故を起こ

          55歳からのハローワーク②

          55歳からのハローワーク①

          村上龍さんの著書で「55歳からのハローライフ」という本がありますが、ここは「ハローワーク」なので、念のため。 ハローワークとは、ご存じ「公共職業紹介安定所」のことです。つい最近まで、安定所ではなく「紹介所」だと思っていました。キャリアコンサルタントとしてお恥ずかしい話。あくまでハローワークは雇用を安定するために設置されています。 そんなハローワークを、僕は55歳の時に初めて訪問しました。これを言うと、「自慢か!」とか「うらやましい!」とかよく言われます。確かに僕が就活を始

          55歳からのハローワーク①