人類衰退のキーワードは 頭が良い

頭が良いと言えばハーバード大卒であったり日本人で言えばオックスフォードや東大などがよく目にしたり聞いたりする大学名であり、頭が良い人が行く大学だという認識があるのではないだろうか。

つまり、人々の頭の良さの指標は学力であると言えるだろう。
特に日本の大学はペーパーテストに依存しているのでその影響は大きい。

では人間が豊かに生きるために貢献した人達はどうであったかを考えてみるとしよう。
蒸気機関や電気、エネルギーは人間が生きる上で欠かせない大切な発明であり発見である。
それらは人間を殺しもしたが生かしもした。
今の発展の根底にあると言えるだろう、そしてそれを発見した人は頭が良いはずである。
しかし、発明品や発見したせいでとてつもない害を被ったこともあることを忘れてはいけないだろう。
それは E=mc2 などの公式である。
これは原子爆弾を作るにあたり考えとして多くの影響をもたらした。
人類が反映すれば確率的に頭の良い人間は増えるだろう、そして良い発見もあれば悪い発見もあるのだ。

人類衰退とは何を指すのか、それは人口が爆発することである。
人が増えると頭が良い人間が増えるのだ、単純な問題ではあるが食料問題なども関係してくるだろう。

ではどうすれば良い方向に舵を取れるのか、それは無理である。増えすぎた人間を利用する人間が現れ度々戦争を起こし人間が少し減る、そして貧富の差は増し荒れてまたその繰り返しであり、私の考えることはあくまでも理想であり現実的ではないことを知っている。

諦観であり、私は物語としてこういった事をよく考える夢想家なのだ。

人間は相対的には賢くはなれるが絶対的な賢さを得ることは出来ないだろう、何故かは人間が考える良さというのは十人十色であり共通した目標が定まっていないからだ。

頭が良い人間のおかげで不自由の中に自由を感じ、束縛され蹂躙されている事にも気付かずに生涯を終えることが昔から繰り返されている。
人間は数により成長し、数により堕落する。
諸刃の剣であることを私は知っている。
頭が良いというのはあくまでも相対的であり、必ず上下の関係が構築されてそこに関しては全くと言っていいほど皆が自己責任だと思い込み疑わない。

人間が衰退するのも繁栄するのも頭の良い人間によって引き起こされるのだ。

今日も私はそんな事を考えながら労働者階級の地位に満足する事なく上を見つめて首を痛めるのである。

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