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タックル練習を進んで行う子供に!
この記事でお伝えする事を実行すれば、子供がタックル練習を頑張るようになってくれるかもしれません。
鬼ごっこやかけっこと同じように、相手をステップでかわしてトライを取るのが大好きな子供達は、基本的にタックルが好きではありません。
魅力を感じていないのでしょう。
「怖いし痛い、タックルしても点数が入らないから
誰かがタックルをしてくれると助かるな~。
そして、ボールを取り返してくれたら俺が
トライを取りに行くんだ!」
こんな考えを持っている子供達は沢山いるのではないでしょうか。
でも、悪い事ではありません。
「ボールを持ったらトライを取りに行く。」
自分でやるべき事を決めラグビーを楽しんでいます。
一方で、大チャンスだと思いませんか。
トライを取るのと同じくらい大事なディフェンスなのに、ディフェンスを楽しむ子供が少ないからです。
相手のトライ+5点を0点に抑える事が出来るのに自分から進んでタックルに行ってやるぜ!という子はとても少ないのです。
トライを量産するのと同じように、いや、それ以上に良いタックルをする選手は、チームのヒーローとして貴重な存在になります。
とは言え、タックルを上達させるにはタックルを好きになる、または興味を持つ事から始めなければいけません。
ラグビーにおいて、タックルがどれほど重要な仕事なのか伝えられる事が出来れば、進んで練習に取り組んでくれるようになります。
① 好きな選手はディフェンスも一流
もし、好きなラグビー選手がいるのであれば、何故試合に出場出来ているのか教えてあげて下さい。
例えば、日本代表の松島幸太郎選手が何故試合に出場出来ているのか?
アタック(攻撃)が凄いからだけではありません。
それは、タックルスキルも一流だからです。チームの為に体を張るから試合に出れています。
ラグビー選手にはアタック(攻撃)が上手くてもタックルが出来なくて試合に出れない選手は沢山います。
アタックル(攻撃)が上手な選手は日本中にゴロゴロいますが、タックルが上手な選手はその中でも限られた人数です。
② トライとアタックルはどちらもカッコいい!
「トライとタックルってどっちがカッコイイと思う??」
と子供に質問すると、ほとんどの子供は
「トライに決まってんじゃん!」とさらっと答えるでしょう。しかし、実際はどうでしょうか?
タックルにはアタックルと呼ばれるタックルがあります。
ラグビーでは、1本のトライよりも、1本のアタックルは価値があると言われています。
アタックルとはアタックに繋がるタックルの事です。
相手のノックオンを誘うような起死回生の激しいタックルは試合の流れを大きく変えます。
タックルがアタック(攻撃)のはじまりとなるのです。
体を張った熱いプレーは、チームの志気を高め、試合の流れを一気に引き寄せてくれます。
観客も熱くなり、チームとファンの一体感が増します。
試合を見ているお父さん、お母さんの顔が赤くなり「おーー!っ」と声に出して興奮するのです。
この声援は、時にトライを取った時よりも大きいです。
このようなタックルは、1試合に1回見れるチャンスがあるかないかです。子供の試合では、なかなか見る事はないでしょう。
もし、このようなタックルが出来ればチームから絶大なる信頼を確実に得る事になります。
③ そして、チームから頼れる存在になる
小学生の試合では、タックルをよくする選手が怪我で試合に出ないと「マジかよ。誰がタックルに行くんだよ~」なんて言葉が聞こえてきます。
「誰がトライするんだよ!」なんて事を言う子はいません。
何故だか分かりますよね。トライとは違い皆タックルが嫌いだからです。
そして、タックルを難しいと感じているからです。
なので、体を張ってチームに貢献する選手は、チームにとって貴重な選手として重宝されます。
これは、ラグビーを続けていく以上はずっと続きます。
ラグビー人生の中で、もし監督やコーチがメンバーから外そうとしても、
キャプテンやチームメンバーが「あいつを試合に出して欲しい」と頼んでもらえる選手になります。
タックルにはそんなに凄い力があるのです。
タックルが上手ではない時期に、子供が試合でタックルをする姿勢を見せてくれたら、どんなにミスタックルでもどんどん褒めて下さい。
「ナイスタックル!お前のタックルが流れを変えた!」と。
常に気持ちを高めてあげて下さい。
何故なら、タックルを決めるためにはタックル技術20% + 気持ち80%だからです。
タックル技術20%に対して、どれだけ気持ちが加算されるかで試合でのタックルは変わります。
タックルを怖がり、自分の身を守る事を意識してしまってはタックルを決める事は困難です。
小学生のほとんどは、
・練習不足
・タックルのやり方を知らない
事により“不安“を感じているのです。
練習してタックルのコツを掴めれば自信がつき、気持ちも高まってきます
早く試合でタックルが決めたいと思うようになります。
継続して練習を行い自信が付けば、自然に気持ちも高まってきます。
是非、覚えておいて欲しいのは、1度でもアタックルを決める事が出来れば、必ずや新しいラグビー人生が見えてきます。
ラグビーという球技に対しての考え方が変わってきます。
そこには、今後のラグビー人生において”わくわく感”しかありません。
本サイトの練習説明で協力してくれている子の話で言えば、小学校2年生まで練習に行くのが嫌で泣いていました。
トライが取れなくて悩んでいたのです。足も遅く、体が強いわけではないため“活躍”の2文字はありませんでした。
ラグビーが大嫌いな時期だったでしょう。
ところが、3年生から真剣にタックルを学んだことで、タックルで貢献出来る存在となり、ラグビーをする事に喜びを感じ始めました。
そして、更に活躍したいと感じるようになり、アタックの練習も自分から行うようになりました。
どのような練習を行いタックルを上達したのか、是非ご覧下さい。
>>タックルに必要な5つのポイント
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