JRAブリーズアップセール2019 - 雑感 -

今現在でまだ進行中ではあるのですが、とりあえずの雑感を。

まず私自身としては、現地参戦を直前で中止にしましたので、参加もしておりません。

事前調査における結果は、買ってもいいなと思えた馬が一頭のみ。しかし、それはろくに当てた試しのない牝馬で、かつ安く落札されそうにはないという馬でした。

出してもいいと思えるお金は1200万円、高値掴みするにしても1500万円まで。予想落札価格は、1800万円以上で当日の動きが良ければ3000万円もあるというものでした。よって、結論としては「行っても無駄」で、約3万円程度はかかる経費を浮かせた方が吉川氏に利益があるだろうと考えたわけです。キャンセル料の11,000円を自腹で払ってもです(笑)。

そして、その馬の落札価格は、想定通りの1800万円以上3000万円未満。読み筋の通りというセール結果でした。

実際の落札額より、私の見立てで出した額の方が低いので、どれがその馬かを明かすと落札者の馬主さんに失礼にあたるでしょうから、ここではあかせません。まー、先方はこのブログを見てもないと思いますけど(笑)。

ただ、吉川氏は預託予定となる調教師の先生と相談して、35番のキズナ産駒を買われたようですね。これも、別に誰を使おうが馬主さんの自由といいますか、馬主としての判断の一つですので、私からどうこう言う事はありません。何より一生懸命に馬を探したであろう調教師の先生に失礼ですしね。最終的に「絶対的な結果」がどうやっても出る世界で、全ては自己責任ですし。といいますか、私は牝馬をろくに見れないので、他人が行った牝馬を対象とした選馬に関して、その論評を公にするだけの資格が元々私にはありません。

他だと、ラウンドワンの会長が5,000万円の馬をお買いになってました。私がまだ若かりし頃、直属の上司だった方でもあります。とはいえ、私が何かと歯向かって全然言う事を聞かないので、半年ぐらいでクビになったのですが(笑)。一言でいうと、「これぞ本物の天才」という御仁です。

現地に行っていれば、その杉野会長に挨拶ぐらいはしていたでしょうし、何か違った展開になっていたかもなとは思うのですが、馬の世界は巨額のお金が動く世界であり、杉野会長ぐらいになると、様々な人が近づくでしょうから、現状のまま接点をもたずにいて良かったのかもなとも思います。

私はどちらかというと札束が飛び交う競馬の世界に身を沈めてズブズブという状況を好ましくは思っていませんからね。

目先の3万円を馬主さんのために始末する。私自身はそういった相馬師でいいと思っています。これは私の師匠である森師からの教えでもあります。

ま、何にせよ、本日落札された全馬に幸あれという事ですな。

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