バンザーイなしよ

昨日はファーマティアーズの応援という事で園田競馬場まで行っておりました。

しかしながら、レースの方は末脚不発で8着惨敗。調教は動いてましたし、返し馬を見ても勝負気配がアリアリで、「これはいいとこあるな」と思って見ていたのですが、はじめて一足を使う事もなくレースを終えてしまいましたな。

園田競馬場は3コーナーの造りが独特ですし、馬がコーナー多目の初コースに戸惑ってしまったのかもしれません。この競馬場は基本的には地元馬の方が何かと有利ですね。

そして、この結果だけでもガックシなのですが、更にバッドニュースがありまして、吉川氏に推奨したキクノアルバの2022(父:アメリカンペイトリオット)が育成の過程で屈腱炎を発症。10%程度の損傷率で競馬馬になるのは無理という話に・・・。

吉川氏ご自身は先日の京都新聞杯制覇に加えて、ついでにいうか、本来は個人馬主が準オープンのレースに勝つなんて滅多にない事なのですが、これも同じ週にスッとお勝ちになってまして、まさしく絶好調。しかしながら、私だけがひたすら氏の足を引っ張っているという状況になってしまっています。

育成中に屈腱炎を発症して引退といったケースはこれが2例目なのですが、最初のラニ産駒、そしてこのキクノアルバの2022も「これだけ良い骨と関節部位をした馬はそうそういないやろ」と判断した馬でして、骨が良すぎると腱が弱くなるみたいな事があるのかなと私自身もショックを受けています。

脚元のチェックに関しては某牧場の三代目に助力も請うていますし、セーフガードも厚めにしているのですが、それでどうしてこんな事になるのかと運の無さを嘆くしかありません。

しかし、それにしても吉川氏の経済基盤と吉川氏に関係している競馬関係者の方々が優秀かつ盤石だからリカバリーが効いてトータルでは大丈夫というだけの話であって、これが普通の新人馬主の方だったら、私がその方の馬主人生をブチ壊したと指摘を受けても仕方ないぐらいの経済的損失を与えているのが現実。自戒しても、やる事はやっているので「どうしようもない」といった諦めの心境ではあるのですが、本当に情けない話ですわ。

ただ、相馬のスタイルそのものはこの惨事を受けても特に大きく変わる事はありませんし、この失敗を受けて今の技量から劇的に向上するという事も考えづらく、また深く反省して何かを改善するといった事もありません。

色々なものを背負いながら地道に頑張るしかないですね。

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