3頭が中央登録を抹消

サクリファイス、ツンツン、ジューンオーランドと中央の登録から抹消されました。

サクリファイスは気性難に加えて時間がかかりそうという事でまだ3回走っただけですが抹消です。2桁着順を3回ですから仕方ないとはいえ、このレベルの馬を中央登録をすると関係者に迷惑がかかるのは勿論の事、馬主サイドも相当な額の損失となりますからね・・・。やはり事前にそうなるだろうと察知して地方競馬から始めるなど、何らかの対策が必要だと痛感します。

ツンツンは純粋な能力不足です。サクリファイスは自家生産馬でしたが、こちらは私が競りで内田先生に推薦した馬ですから、その責任は100%私にかかってきます。思惑が外れる事はあるにせよ、あまりに惨かったという他ありません。牝馬は難しいとはいえ、芝向きの軽さと非力さの見極めが出来ていないという事でもありますから、本当に情けない話です。

そしてジューンオーランドはデビューする事なく抹消。調教をすすめると深管あたりを痛がるそうで仕上がりませんでした。購買時にレポを見ている事は言うまでもなく、成長とともに何かしらの問題が生じたのか、元々そういった弱点を持っていたのかに関しては今となっては不明です。

しかし税込み1815万円の購買価格にこれまでの育成費や維持費を考えると何の楽しみもないまま2500万円近いお金を吉川氏は失ったわけですから、自責の念にかられるといいますか、寝込みそうです。

思えば吉川氏には本馬に限らず大きなチャンスを幾度も頂いたのに、ここまで結果が出ないとなると、私には元々高額馬を馬主に勧める資格がないのかもしれない。安くて丈夫な馬をどうにか競りで拾って地方競馬でコツコツが限界なのかもしれないなとも感じます。2500万円が吹っ飛ぶ博打を人の金でしているわけですからね。

さて、これで現3歳馬に関してはおおまかな結果が出たという事になります。競りで購買サポートさせていただいた馬は1勝2敗という事ですわ。

3月に入り、現2歳馬の方もボチボチ本州へ移動する話が出てきており、おそらくトップバッターはアリアプーラの仔となりそうです。育成場での評判が高いのは先日レイデラティエラと馬名も決まったシウダニーニャのスワーヴリチャード産駒。淡い希望の光といったところです。

しかし、年々自分では馬見の技量が上がっていると認識しているのですが、結果はまた別という話ですから、本当に不安定な世界という他ありません。そして動く金がでかすぎる。

幸いな事にといいますか、4月からは一村氏のサポートのみに戻りますから、地に足がついた確実性の高い馬見が出来るように、また改めて勉強してより高みを目指そうと思います。今年買う馬は一村氏が最大で2頭、出来れば1頭ぐらいは買いたいという感じで、これに内田先生のセプテンバーセール分が加わる程度ですので、幾分かは気楽に臨めそうですしね。


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