HBAオータムセール2018

掲題のセールに参加してきましたので、一応のレポートを残しておこうと思います。

まず成果ですが、1頭だけ買えました。上場番号225番「イナズマチーターの2017(父:スマートファルコン)」がその馬です。牝馬で落札価格は税抜き310万円。

動きが柔らかく、力感もあるので推薦しましたけど、正直なところ安く買えたという印象はありません。この馬に限らず、値付けは全体的にシビアだったと思います。

オータムセールは毎年若干傾向が変わるものの、ざっくりと言ってしまえば

これら50頭いるチンチクリンの中に、1頭だけ500万下を勝つ牝馬がいます。さて、その馬はどれでしょう?

というクイズみたいなものです。このクイズに正解した者のみがアタックチャンスへの挑戦権をつかめるという基本構造です。

私の回答としては、「わかるか、そんなもん」なわけでして、残念ながら仁君人形は没ッシュートされてしまいます。

まー、難しい。

そして、敗者復活戦の3日目というのは、実質的には無いに等しいですね。レポからして、セレクションからの上場組なんて、6月頭に撮影したものを堂々と公式資料として公表しているのですから、お話になりません。4か月前に撮影したものなんて、何か意味があるのでしょうか。主催者の常識を疑います。こういうのは、やっつけ仕事というのですよ。

というか、あの資料をレポジトリルームで必死にみている人達は、「何かがおかしい」と思わないのでしょうか。

正しい判断というものは、正しい情報を正しく分析して、そこではじめて得られるものです。

私自身は真面目に購買活動を行ってはいるのですけど、こんな環境でハズレをつかむと、こっちが「お前は馬鹿か」という話になるわけでして、実際に競るまではなかなかいきませんね。

落札者の顔ぶれを見ると、玄人・プロ同士でし烈な落札合戦をしている感じがあるものの、その競走結果はほとんどの馬が未勝利のケツの方を走ることになるわけで、個人的には「この落札率は異常」という感想しかもちえません。

ええ、まぁ丸ボウズですと、徒労感が半端ないものになりますので、1頭だけとはいえ成果があってよかったです。

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